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あえて、ゆっくりを選ぶ

ShortsやFastMovie(?)を好む若い日本人が多いと聞く今、あえて、もっと、じっくり、ゆっくり、事を進ませることにした。

日本に見るスピード重視の傾向


実際は、わかりきれない。それに、たぶん、本当は一部の話なのだろうけど、動画投稿をしていると、WEB関連の情報に偏るから、そのせいで、時間の浪費が、避けることのように感じて、常に焦ってしまっていたのかもしれない。視聴者数を稼ぐにも、ライバルを押しのけるためにも、旬の内に、宣伝し注目を浴びなければ!!!のような風潮も。何より、少しでも早く多くの視聴者を囲い込んで、安心したい、そう思うのは当然。不安と孤独の闘いになる人が多いだろうから。もちろん、一時期、自分もそうだった。
時間の流れについて話す機会を得て、世界中を、もっとちゃんと見たら、驚くほど、時間がゆっくり進んでいるような場所が、思っているよりあること、もちろん日本人にも、そういう人がたくさんいることを知った。
急ぐこと、焦ることで、自分を追い詰め続けていたということに気付いた。

スピード重視の傾向に乗る必要はない

あくまで自分のために、という話。
むしろ、ゆっくりじっくり、事進める、自分で考える機会を設けることに意味がある。見落としていたこと、見過ごしていたこと、本当に作りたいもの、やりたいこと、何より周りの情報に振り回されて「自分」見失わないように、一歩一歩大事に、そんな練習こそ、自分には必要。

やりたいことは、たくさんある。だけど、ここずっと急ぎ過ぎて、逆に後からミスが発覚、多くを一から、やり直す、ということが多発した。動画投稿に限った話じゃない。もっと、じっくり、ちゃんと物事と向き合っていれば、そういうことが、たくさん起こっていたことに、急ぎ過ぎて、視野が狭くなって気づけずにした。

※自閉症なので集中力が高い代わりに、視野が非常に狭まりやすい。だからこそ、意識して気を付けていたはずだけど。あまりに焦り過ぎていた。


動画投稿で、もっとたくさんの人が気に入ってくれてリピーターになってくれたら、それは、もちろん嬉しい。だけど、それは、結果的にそうなったら嬉しい、で、自分は、クリエイターとして「作ること」を一番に楽しむことを重視したい。

※たぶん、負け犬の遠吠えも含まれてる。正直、どんなに無理してたとしても、多くの人に気に入ってもらえる動画が作れるとは思えない。
無理を続ければ、単純に心身ともにもたない。無理を軽減したら、自分の好きにやれるけど、自分の感性が多くの人とズレていることは、わかっているから。共感性の欠如は、努力で埋め切れていない部分。


元から人とテンポが違うのだ

一般的な人(がよくわからない部分もあるけど)より、大分、成長が遅い、と元より言われている。だからこそ、追いつこうと、いつも必死だった。もう癖にみたいになってた。特に中学に入ってから、まるで急に、みんなが別人になったようだった。
誰でも機会があれば、誘って遊べた小学時代とは別物で、誰と誰は、別のグループだから話もしない、とか、変化がいつ起こっていたのかすら、未だにわからない。グループに入れてもらうために、みんなの真似を必死でしてたし、探り続ける癖もついてた。

それを、もう、止める時かもしれない。
もう、人より遅くてもいい。時代に乗り遅れていたっていい。憧れの「孤高の人」は、きっと人のペースも時代のペースも尊重はしても、「自分」のペースを疎かにしない。本当に必要な時は臨機応変に対応するのかもしれないけど。
そこまでは、まだまだできそうにない。でも、深呼吸、一呼吸おきながら、いつもより、ゆっくりを意識して、くらいならできそう。

時間は、いっぱいあるんだ。
人生で成し遂げなければならないこともない。
できることを、じっくり進めていくだけでいい。