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「イラストを仕事に」キッカケとなったのは猫達。

今年の2月ごろ、うちにいる8匹の保護猫の1匹、三毛猫の女の子4才(2020/8月現在)が、いつもの餌を食べなくなりました。
子猫の頃から食べ続けていた大好きな餌なのに、また口内炎か!?と
確認しましたが、違うようで食欲自体もあるようでした。
ちなみに神経質で虚弱体質、カニアレルギー持ちで、口内炎ができやすい子です。食事が採れず、危うい状態になったことが、過去に何度もあったため、焦りました。しかし、いろいろ調べた結果。

お気に入りの餌がリニューアルされていることがわかりました。

パッケージには表記がなく全く気づきませんでした。ほんと申し訳ない。
いえ、正確には裏の原産国が変わっていました。
それ以外にも、変更があったようですが、自分には把握しきれていません。
しかしグルメな彼女には、すぐわかったようです。

ということで
彼女が餌を食べなくなったのは、フードストライキによるもの。
晴れて私はフードジプシーとなりました。

彼女と私の約3カ月に及ぶ、苦しい日々が始まりました(結構、大げさじゃないです)
子猫時代に、いろんな味を覚えさせていなかったことが災いし、十種類以上の餌を与えましたが、全滅。みるみる痩せていく彼女。
何とか食べさせようと、ふりかけ、ふやかし、手であげる、など新しい餌に慣れてくれることを信じ、餌の変更期間中、工夫を凝らしました。
嫌々ながら、多少は食べてくれてはいましたが。結局、どの餌も、最終的に見向きもしない、という状態に。
私まで、痩せてしまうという…(どうでもいいことですが)。

そこで、意を決して、プレミアムフードに手を伸ばしました。食いつきが評判の無添加グレインフリーフード。今までの餌の、4倍!?!(へ!?)の餌です。食べてもらえても、続くんだろうか、、、という考えは置いておいて、とにかく食べさせないと、と購入。

そしてそれを、、、
大喜びで食べる彼女。
いろいろ込み上げて泣いてしまいました。3か月で約4キロ→2キロに痩せてしまっていました。猫にとっては一大事な体重減少ではないでしょうか。3か月で体重半減、人だったら、、、50kgの人が25kg、、、?
いや、ちょっと人と比べるのは違うかもしれませんが。

ひとまず、これで猫の餌問題は落ち着きました。と、思ったら

別の猫、ちょっとおデブなシマ猫女の子5才に、なんとチキンアレルギーが発覚。我が家で保護したころから、喘息に、常に流れる涙の症状があり、
恐らくは、それが原因で捨てられたようで、そこそこ育っていて、とても人に懐っこい子でした。
大きくなるにつれ、下腹の周りの毛が剥げはじめ、ストレスなのかと、
そちらで対策していたのに治らない。ただ、ちょっとは生えてきている。
と、様子を見ていましたが、ある時から、いよいよ皮膚が赤く炎症し始めました。
もしかして、と餌を調べると、
毛が少し回復した時と、また再発した時で、餌が変わっていました。回復した時の餌の方が、チキンが微妙に少なかったことがわかり、また、餌探しの旅が始まりました。

探すまで知らなかったのですが、
チキンの入ってない安いフードなんて、、、ない。

またプレミアムフードのお世話になることに。

アレルギー対応のプレミアムフードの中でも、安い方を選びましたが、
食べることが大好きで、ほぼ、どんな餌でも食べる子なので、問題なく食べてくれました。とは言っても、また、前の餌の4倍はします。幸運なことに、この餌を、前述の虚弱でグルメな彼女も気に入ってくれました。(高い餌が好きなのかな?)
そして、しばらくして涙は止まり、毛が生え始めました。

そして、ほぼ同時期に、また別の子、18歳のシニアな黒猫女の子が、嘔吐を頻発するようになっていました。病院にて、年齢による胃弱ということで、ドライフードを少なくし、主食をウェットフード、中でも18歳以上対応のトロトロにすることにしました。猫を飼ったことのある方なら、わかるでしょうか。ドライフードよりも、ウェットフードの方が高い。

結果、猫の餌代が跳ね上がることになりました。
そこに、コロナです。
見事に重なりました。

ここで、決起しました。何とか、稼ぎを上げなければ、と。
在宅事務の仕事は不定期で、ない時は全くない状態。殆どは、家で猫の世話、家事、ゲームしてるだけ。働き口が見つからないことを理由に、諦めていた「稼ぐこと」でしたが、とにかく何でもいいから、試そうという気になり、環境が整っていた、始めるのに難易度の低いイラストから始めることにしました。そして今に至るのですが、

その後、というよりも、これを書いている今。
庭に子猫を捨てられる事件と18歳の黒猫が、とうとうドライフードを一切、食べられなくなる事件、が起こり(白猫♂が怪我したりもしましたが)
「実際に仕事募集するのは、もうちょっと腕を磨いてからー」
なんてことは言ってられなくなりました。

すぐに成果はでないことは覚悟のうえで、見切り発車しました。でも、しばらくは大丈夫です。給付金があるので。





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