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「OPTION B」第6章 読書感想文。

BGMにどうぞ。


第6章 喜びをとり戻す

旦那を亡くした著者。友人の祝いの席などで「晴れやかな気分になれそうにない」ため「行きたくない気持ちもあった」が、何度も支えてくれて「自分はひとりじゃない」とわからせてくれた「みんなのうれしい瞬間にも立ち会いたかった」ので出席。

ある夜のパーティーでのこと。

ダンスフロアに誘われ、ノリのいい懐メロ(セプテンバー/アース・ウインド&ファイアー)に合わせて、思いきり歌い踊った次の瞬間、わっと泣き出してしまった。

p132要約

涙のわけ。

さびしさとはどこかちがう。踊ってる私は、しあわせだった。すぐに罪悪感が押し寄せる。どうしてしあわせな気持ちになれるの?

p132要約

あぁ〜こんな気持ちわかるかもなぁ。生き残ったことへの罪悪感というのはあるあるらしい。

これが、第1章でやっていた「3つのP」の「自責化」の罠。


救ってくれたのは、旦那の弟の言葉。

デーブは君をしあわせにすることだけを考えていた

p134

そして子どもたちの言葉。

ママがあまり泣かなくなったから元気になった

p134

誰かのためを思うと、力が湧く。
人の幸せを願い、自分の幸せを願う。


「やり直そう」を合言葉に。

旦那ごひいきのアメフトやバスケチームの応援を、子どもたちが幼い頃から家族で遊んだポーカーやカタンを、旦那を思い出させるものを積極的に「やり直した」というくだり、うるっとした。

しあわせにおいては、大きさよりも頻度のほうが大切

p139

なるべく小さな幸せと
なるべく小さな不幸せ
なるべくいっぱい集めよう

喜びは、自分のなかから生まれるものでなくては得られない

p139要約

答えはきっと奥の方

喜びに満ちた1日は15分のように感じられ、苦痛に満ちた1日は15年のように感じられる

p141

出会えた喜びはいつも一瞬なのに
どうして別れの悲しみは永遠なの

東京/銀杏BOYZ

永続化を克服して幸せをやろう。


フローのススメ。

「フロー」の定義にもいろいろあるだろうけども、ここでは「ギリギリこなせるタスク」をこなすことで「他のことを考える余裕なく没頭する」ことを指している。

サイクリングなどの運動だったり、料理でフローになれる人もいる。

僕にとっては散歩やギターの弾き語りかな。

ちょうど昨日、有名なフロー者が似たようなnoteを書いていたので、有料ですが終わりに貼っておきます。


君はいつも僕の記憶の中で笑っているよ

東京/銀杏BOYZ


章ごとの感想、まとめ。
1 諸行無常。禅やぞ。
2 問え。耳を傾けろ。
3 ただそこにあるだけ。
4 生きててえらい。
5 たしかにそこにいた。
6 幸せをやってもいい。

ではまた、7章で。


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