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おいしい映画:リトル・フォレスト

美味しそうな料理が出てくる映画にハズレなし、だと思っています。実際、料理を美味しそうに撮るのはかなり技術が必要だし、そこを手抜きせず、なんなら魂を込めて撮っているからこそ美味しそうに見えるワケで、その部分だけでも真摯な映画と言えそうです。

見てるだけで生唾がジュワ〜っと出てくる映画はいくつかあるんですが、「リトル・フォレスト」もその1つ。

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橋下愛ちゃんが山奥の農村で自給自足をするんですが(もちろん役の上で)日々の食事が本当に美味しそうなんです。

イワナの塩焼きとお味噌汁、炙った干し芋、ストーブで焼くパン。

オシャレでもなんでもない、その季節に採れた地の物を、山村ならではの知恵も取り入れて調理する。一日の食事をきちんと楽しむことや、「いただきます」と「ごちそうさま」の意味など、忘れていたものを思い出させてくれました。

映画は主人公いち子が都会の生活に疲れて、地元に戻って一年かけてゆっくり成長していく姿を描いていて、「リトル・フォレスト 夏秋」「リトル・フォレスト 冬春」の2部作になっています。タイトルにも入っている『四季』を感じさせる料理がたくさん出てくるんですが、中でも印象的だった『秋』に出てくるお弁当を描いてみました。

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橋下愛ちゃんが畑仕事を終えて広げたお弁当には、クルミの炊き込みご飯で握ったおにぎりが3つ、ドドーンと入っていて、おかずはゆで卵、アケビ、イチジク…素朴だけどとっても美味しそう(生唾ゴックン)でした。

映画の感想をブログに書いているので、もうちょっと詳しく知りたい方は覗いてみてください。(ネタバレなし)



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