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メッシ問題【ロシアW杯勝手に分析シリーズ】

1.対戦国のメッシ対策から考えるメッシの生かし方
2.提案するスタメン

現役世界最高の選手メッシ擁するアルゼンチンが、グループステージ2試合を終えてまさかの最下位に位置してる。
いちサッカーファンとして、このままアルゼンチンが終わってしまうのは心細い。

アルゼンチンの低迷の原因として真っ先に挙げられるのがメッシだ。代表においてメッシをどう生かすかという問題は今に始まったことではないが、この窮地を抜け出すにはメッシの覚醒が不可欠なはず。

ここでは、GSの2試合をもとに、メッシの生かし方について考える。

1.対戦国のメッシ対策から考えるメッシの生かし方

(1)アイスランド戦

 分析記事(引用元:spielverlagerung.com)

 アイスランドは深い4-4-2のブロックを敷き、高い連動性でアルゼンチンの強力攻撃陣を抑え込んだ。とりわけメッシに対しては2、3人と人数をかけて圧縮し、自由を奪った。

(2)クロアチア戦

 分析記事(引用元:spielverlagerung.com)

 クロアチアはアンカーにブロゾビッチを置いてメッシを監視。メッシに縦パスが入っても人数をかけて囲み、ボールを離させていた。

この2試合はいずれもメッシに人数をかけるために整備されたディフェンスが見られた。まあ、メッシなんだから当たり前なんだけど。しかし、メッシは中央に位置し、中盤の位置まで下がってくる動きもしばしば見られた。
これまで代表において、メッシを能力を最大限生かすため中央で起用されてきた。しかし、中央は常に高いプレッシャーにさらされるし、メッシがそこにいるとなれば、どのチームでもさらに注意を向ける。

その解決策は、「メッシをサイドに置く」ことだと考えた。メッシをサイドに置き、基本的にメッシのいないサイドで攻撃を展開したのち素早くサイドチェンジを行えば、メッシの質的優位を生かす時間が増える。相手がボールのないメッシサイドに監視をつける(メッシが囮になる)のであれば、ボールサイドは手薄になるので、そこから攻めきりやすくなる。

2.提案するスタメン

上記の点を踏まえ、メッシを右ウイングに配置し、なるべく張ったままにする。

中盤にバネガ、左のCBにマスチェラーノを入れ、左サイドからのビルドアップ能力を高める。左サイドから作って素早くサイドチェンジすれば、メッシでアイソレーションできる。二人はサイドチェンジのパスも精度が高い。

トップにイグアインを入れた理由は、ロングボールを入れざるを得ないときに高さが必要だから。左のディマリアはロングカウンターで脅威になれる。ロホはマスチェラーノの低さを補完。

今日はここまで。
GSも残り一試合。がんばれメッシ。

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