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エントリーシートってどう書きゃいいの〜!?

こんにちは にわか雨です
4月になりましたね。学生や社会人など新しい門出を迎えた方も多いと思います。その一方で、新しい門出を迎える準備をしなくてはいけない方もいます。そう、就活生と受験生です。

受験生に送るアドバイスは、「こんなクソみたいな記事見ずに参考書と向き合え!あと学歴コンプだけにはなるな!」だけです。勉強はやり込めばどうにかなりますし、偏差値50以上の大学・学部を目指して勉強すりゃ大丈夫です。(かく言う私は偏差値45ぐらいの学部に入ったので偉そうなこと言えませんが…)
しかし、そう上手いこといかないのが就活です。学歴コンプの奴は学歴にあぐらかいて何もしてないのが大半なので、面接で喋れません。学歴コンプにはならない方がいいです。というかなるな!
面接とか無理~って思っている方が大半だと思いますが、その前にエントリーシートなどの書類選考というものがある企業が多いと思います。

エントリーシートって何なのよって方にお教えしますと採用選考に必要な書類です。志望動機、自己PR、学生時代に力を入れたことを書くことが多いでしょう。履歴書とは氏名や住所など個人情報として使われることが多いです。志望動機など自己PRなどは履歴書と重複していても問題ないと個人的には思います。

さて、なぜこのタイミングでこのような記事をかいているのか。実は人事異動によって本業の方でエントリーシートを読む立場になったからです。採用担当ではないのですが、採用担当の手伝いぐらいの立場で読むことがこの時期増えました。いや〜書く側から読む側になったのは何か感慨深いですね。

という訳で今回は、読む立場からして弊社では通りやすそうなエントリーシートを紹介していきます。反対にこれはキツい…と思ってしまったエントリーシートもぼそっと呟こうと思います。

受かりやすそうなエントリーシート

①簡潔でわかりやすい

これが一番だよ!これ!採用担当は思っているよりもたくさんのエントリーシートに目を通します。読みまくっていると採用担当も人間なんで疲れてくるんですよね。疲れてるときに長文で他の学生と似たようなことしかやってない目的や背景がよくわからんエントリーシート来たら絶望ですよ。そのための他の就活サイトで言われる結論を冒頭に書くことやストーリー性のある文章を書けという教えなんだと思います。

また、簡潔にとは書いてますが、「じゃあ2行ぐらいでいいか笑」とはまた違います。最低限の文字数、上限の8割ぐらいは埋めた方がいいです。文章量少ない人はほとんどの確率で他の就活生と比べられます。そして、祈られる確率も上がります。企業側は「ウチはそんなになんかな…」って思っちゃうからです。恋愛でも同じぐらいの容姿と性格での異性から二人同時に告白されて、告白前からアピールしてくれてた子とそうでない子なら前者を選びますよね?それと似たような感じです。なので、アピールのためにも最低限の文字数でわかりやすく伝えた方が良いと思います!

②弱みを見せてくれる

これは結構効果的だと思います。大体のエントリーシートは、自分をよく見せよう、受かりたいと思って強みばっかりになりがちです。確かに面接までには漕ぎ着けれると思いますが、個人的には「そんな完璧な人間なら弊社みたいな中小企業受けようとせんでしょ」と思っちゃいます。

自分にはこういう弱点があってこういう方法で乗り越えましたって伝えられた方が魅力的に見えます。なぜなら自分を分析できていて、こっちもあなたがどんな方かわかるからです。世の中メリット、デメリットで成り立っているので人間にも長所、短所があります。その短所の部分を隠さずに出して、それをどう乗り越えたかを書くと良いと思います!

③ベタなことから他人と違うことをやってたアピール

「球場でビールの売り子やってました!」とか「ライターとして活動していました!」などの中々ない経験をアピールされるとそそるのは事実ですが、中身がベタ(笑顔を意識して売上に貢献しました系など)ならプラマイゼロになるかもですし、むしろそんなレアな体験をする人の方が少ないです。大体の学生はコンビニとか飲食とか塾などのバイトです。これは、私が使ってたのですが、こんなありがちなバイトから意外なエピソードをアピールすることで埋もれないようにする作戦です。一応当時使っていたガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を載せます。↓

学生時代に最も打ち込んだことは、コンビニエンスストアでのアルバイトです。接客業ということで、お客様の立場に立ち、どのようなことをすれば喜んで頂けるかを考えました。一人でも多くのお客様に快適に買い物を楽しんでもらい、もう一度来店したいと思っていただくために清掃に力を入れ、店内の雰囲気を良くするように心掛けていました。その結果、お客様から「ありがとう」と仰って頂くことや、「トイレがきれいで使いやすい」と喜んで貰うことが多くなりました。この経験からお客様のニーズにどのように応えるかを考えることの大切さを知りました。貴社においてもお客様を第一に考え行動していきたいです。(281文字)

どうっすか?コンビニバイトというベタな入口から老人ホームで働いていた体験のようなエピソードが飛び出して意外でしたでしょ?あとこいつは他人に配慮できるんやなって感じも伝わってきたでしょ?(自画自賛)
こんな風に緩急というかギャップといいますか。それがあると惹かれるのではと思います。文字数足りなかったらディテールを書くといいと思います。

だいたい、受かりそうなエントリーシートはこんな感じっすかね〜。

反対にこれはキツい…って思ったエントリーシートもぼそっと紹介します。受かりそうなエントリーシートの反対である、読みにくい、強みだけ、ベタな入口からベタな内容(コンビニバイトで新人育てました系)はカットします

キツいかもなエントリーシート

①余計なことが書いてある

これは、バイト先がブラックでバイトぐらいしかアピールポイントのない学生にありがちです。ハードな環境で頑張ってきたことを伝えるのは良いのですが、実際にあったのは「意地悪な先輩がいて、退職者も多く…」みたいなこと書いてある学生もいました。いや、事実やとしてもそれ書かんで良くない!?読んでる側からするとどんな意地悪な先輩かの詳細も書いてないので、わからない状態で生生しいハードな環境のことを聞かされています。もしかしたら、責任転嫁してるかもって思われても仕方ないかって感じです。なので、弱みを見せるのは効果的ですが、ネガティブなことは出来るだけ書かないようにした方がいいです。

②誤字脱字が多すぎる

まぁこれは会社によりますが、無い方が良いですよね。誤字脱字1個あっただけで落とす企業もあるみたいですし。あると勿体無いなぁ〜って思います。結構多かったのが重複というか字余りみたいな感じですよね。「私の私の長所は…」みたいな「私の」が重複するみたいなのは、ぼーっとしてると気づかないので注意した方が良いです。

③内輪ノリを前面に出す

これはシンプルに僕が苦手です。これも何かあったんですよ。「私は人を笑わせるのが得意です。霜降り明星粗品を目指しています。」的なね…。「それ周りが身内やからじゃね?あと、そしたら吉本行けや!!」って思っちゃいましたね。意図はわかるんやけどなぁ。その情報だけだとキツイかなと。

まぁ他にも句点が多すぎるとか趣味、特技欄が空欄とか色々あるんですけどこの辺は採用担当が気にするかどうかなので素人の僕は黙っておきます。

世間は相変わらず大変なことになっていますが、無理だけはせずに頑張ってほしいです。内定出たらゴールではなくむしろスタートだということを忘れないでほしいです!面接は下手くそだったので聞かないでね…。まぁ会話のキャッチボールだという意識でやればいいと思います。今日はこのへんで!



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