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庭ぐらしダイアリー hatake day3

数日ぶりに、畑へ行く。今日は全体的に白い雲が空一面を覆っている。
だからなのか、暑いけれど、先日ほどではない。

畑に行ってみると、前雑草抜きしてから雨が降っていなかったので、予想通り雑草は少ない。(そう言いながらほってたらいつの間にかすごいことになるので、注意が必要だ)
とりあえず、一度休憩しようと休憩スペースの小屋に近寄る。
小屋の中では、オーナーさんと畑を借りているらしい女性が話していた。そっとその横に腰を下ろす。
女性はわたしと同じように、今から畑の勉強をしていきたいみたいで、一生懸命オーナーさんに質問していた。
「とにかくいろいろ試して、失敗しい」
オーナーさんが朗らかに言うのが聞こえる。
何気ないオーナーさんの言葉は、不思議と心に残る。

リュックからペットボトルを取り出し、水を飲み干す。
この時期は水分の消費量は半端ない。
そう思いながら、小屋の椅子に座りつつ、ボーッと畑を見渡す。
今日は平日だからか、それとも時間帯がよかったのか、ちらほらと人影が見える。
子供を連れた若夫婦、お年寄りの女性、などなど。
彼らはみな、生き生きといい顔していた。
なんか楽しそうだった。
わたしが理想としていた「庭」そのものだった。

向こうに山、手前に畑、楽しそうに畑仕事する人たち。
いい空間、時間だなあ、、、

女性と話し終わったオーナーさんを捕まえて、少し話した。
「雑草きれいになってるやん」前回ほったらかしてた雑草の草原を見ていたので、おかしかったのだろう。ちょっと笑いながらつっこまれた。
「そうでしょう」
と言いながら、つられてわたしも笑う。

明日友人たちが来る予定なのだけど、雑草がほとんどなくて(雑草抜きをメインにしようとしていた)、仕事がないのだが、どうしようか?と話をした。
「普通だったら仕事もあるねんけど、今は何も植えられないからなあ」といつものようにのんびり言いながら、「石灰はまいてもいいんちゃうか」と提案してくれた。
そして、石灰の場所とどれくらいまいたらいいのか聞きながら、野菜によって肥料の量を変える必要があるけど、基本は肥料と石灰は比例する量という話をしてくれた。

そして、次に肥料をいれるタイミングを確認し、来月からようやく種まきできるとワクワクしてきた。
わたしもどんどん失敗しながら学んでいけたらいいな。

【本日の学び】

・畑に向かう人は、みんないい顔してる

・石灰は畑のPh値を調整してくれる。土づくりには欠かせないもの

・(基本的には)肥料は石灰の量に比例する

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