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niwagurashibooks 「石の辞典」

本が大好きなわたしだが、なぜか最近本が読めなくなってしまった。
手当たり次第に読んでいた、数年前が懐かしい。

小さい頃は、本をひたすら読んでいた。
本を読むことに希望を見出していた。
今は本は読むだけのものではなくなった。
見たり触れたり、自分で作ってみたりー。
いろんな本当の関わり方があるのではないかと思っている。

そう思わせてくれる本の一つが、雷鳥社の出している辞典シリーズ。
中でも、「石の辞典」がわたしのお気に入り。

他の辞典は写真なのに、「石の辞典」だけはイラストがメイン。
そのイラストは、本物以上に煌めいている。

石のことなんて全くわからなくても、この本には、惹きつけられる魅力がある。
わたしはボーッとしたいとき、なんとなく本に触れていたいときに、この本を引っ張り出してページをめくる。
難しい用語なんて無視して、イラストに心を委ねる。

本だけにとどまらず、実際に外に出て石を拾ってみるのもオススメだ。
まじまじと観察してみると、とても面白い形、色、ストーリーが浮かんでくる。
そして、これはどんな石なのだろう、本を片手に考えてみるのも楽しい。

間違っていてもいい。ただ楽しめばいいのだ。
私たちの周りの「自然」界は、面白いものにあふれている。

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