見出し画像

thinking recently

昨日、わたしの友人の自叙伝的なものを読んだ。
ああ、だから彼女はこうやって形成されていったんだなあって、なんとなくわかった気がした。
そこには、わたしが憧れていた自然とともに生きる暮らしがあった。

憧れから入ったわたしと、
生活そのものがそうだった彼女とは違う。

元から同じにすることなどできないが、似たような共鳴を感じていた。
なぜか考えていることが似ていたのだ。

同じような思考法があるのは多分、カッコよく言ってしまえば「クリエイティブな思考」なのだと思う。
「クリエイティブ」は工夫だ。
何かを作っている、作っていないなどは関係なく、「自分で作っていきたい」という考え方なのだと思う。
ちゃんと自分で納得したり、考えたいのだろう。
そして、自分の人生において、その比重が大きいのだと思う。

わたしは今、なんとなくその帰路に立っている。
昔から、「異常」になりたくなくて、かなり自分にセーブをかけていた。
「普通じゃない」と面白がってくれていることに安堵し、それがわたしの場所だと思っていた。

「普通」になりたかったし、「普通じゃない」になりたかった。

今、その間を取ろうとして、大事にしてきたことを、振り切ってもいいかもと思っている。
両方をバランスよくとろうと思ったことが、逆に今自分を苦しめている気がする。

何がいいのかわからない。
どう振り切ったらいいのかわからない。
ただ、自分のバランスをとることではなく、自分がすることに集中した方がいいと思った。
表面的ではなく、精神的な意味で変わること。
わたしの中ではとても大事な点である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?