庭ぐらしダイアリー 文理の交差点

最近アルバイト先に行くときに、podcastを聴くのが楽しみになっている。今日は、天文学者の池内了さんのお話を聞いた。

昔から、理系と文系の交差点に興味があった。バリバリの文系で、理系分野は赤点取りまくってたくせになぜか数学が嫌いになれなかった。最近、懐かしの青チャートなんか開いているわけである。

パーマカルチャーの世界でも、ある世界とある世界の境界線、つまりエッジは面白いという。水辺と陸地の間にある湿地帯こそ生物多様性があるからだ。

人間の作り出したものにもそれは適合する。エッジにある境界線は、多様な文化を作り出している。その多様性に興味があるのだ。

文系は、自然界の法則に人間的な意味づけをしたものである。逆に、理系は自然を観察し、そこから得たデータを元に法則を見つけ出すもの。それぞれ現象と意味づけという別の役割を持っているがゆえに、両者ははっきりと分けられている。むろん、分けられねば世界が成り立たなかったのかもしれない。

これからの時代はどうなっていくのだろう。分かれていたはずのものが、実はひと続きで、その境目がなくなりつつあるかもしれない。両者は協力しあって、世界を作り出していくのかもしれない。そう思うと、なんだかワクワクしてくる。

宇宙規模の広大な話と、今見ているわたしの小さな世界はつながっている。たまには視点を変えることで、新たな気づきや発見を得ることができるだろう。

遠く、宇宙へと想いを馳せつつー。

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