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ポルトガル、夏の終わり

美しいひとが 漂い歩く ドビュッシーとかのアラベスク 哀しみにひたらない マイペースな家族たち 憎みきれない 家族たち アンビエントミュージックは 脱力と脱力 夏と夏と夏 もある 家族たちは無論 足並みがそろわない 余生の生活 目前にある人生 切羽詰まってないから 虚ろ スターウォーズ も、虚像

    • 恋するカレーパン

      街なかを歩きながらカレーパンを食べてる、ってだけで幸せ。人目をはばかるなんて、ノノノン。 すっげえラクで、ただただ自由で、(お店に)新しい音楽を探しにいこうかしらとか、このまま遠出して写真を撮りにいくなんていかがざんしょとかって思ったり。 それにしても、パン屋さんのパンって、ただ食欲を満たすだけではおわらないよな~とかって思ったり、だって翌日、朝に食べたりすると明らかに良い一日を導いてくれるしね、いやはやパン教へと至るレディの気持ちがまたすこし判ったやも。 自分はあまりカレ

      • この寂しさが唄みたい

        谷中のカヤバベーカリーはけっこう以前にお店を辞めたのだけど、現在は根津のパンという屋号に変えて復活しているらしく、気になっていたので、グーグルマップスにチェックしておいた。しばらく放置してから、足を運んだが、あまりにも雰囲気がよすぎて、中に入ることができなかった。 対面販売でパンを選ぶというのが、なかなかに力を要する。半端な気持ちで買い物にきた自分がまあわるいのだが、<強い欲しい>がないと気後れのほうが勝る。素敵なベーカリーに出向くときは、「アメ横なんだ、ここは」というスイ

        • だから君は今日も神を見る

          演劇の感想というのは、格別に共有されにくい。上演期間という制約・座席数という制約、それらとても限定された条件の中で、主にはそれを体験(クリア)した人びとに向けられるものだからだろう。なんつぅプレミアム。 「これは演劇ではない」というフェスティバルがあり(19年初頭)、私はその中でモメラスの『28時01分』を観た(事実)。それで、その感想を書く。つまり、これは『28時01分』の感想である。 モメラスという演劇集団の作品を観るのは、これで二回目なので、彼らがなんたるであるかは

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