見出し画像

うれしかったこと

音の無い世界の方が褒めてくれた。
《ジョウズダヨ》

手話を使ってるご夫婦がいた。
カタコトではあるが、手話で聞いた。
「レジ袋は要りますか?」
「お箸は何膳要りますか?」…
「ありがとうございます、またお越しください。」

おじさん、嬉しかったんだろうな。
いろいろと『話し』始めた。
でも、わからないので、ただただ、ニコニコするだけだった。
でもね、必要最小限のことしか、わからないの。
ゴメンネ、
笑顔で帰って行ったご夫婦、
ありがとう、嬉しかったよ。

ちょっと前に、
「へぇ、手話できるんだ。」と言われたことがある。
おかしなことを言うんだな?と思った。
ハロー。。。英語ができるんだ。
ボンジョルノ。。。イタリア語ができるんだ。
シェイシェイ。。。中国語ができるんだ。
って、言わないよね。
言語を学ぶって楽しいし、相手が理解してくれると調子に乗っって、今度はこう話そうとか、いろんなこと考え始める。
子供が外国人に会うと「HELLO!」って言いたくなる、それといっしょかも。

きっとそのおじさんも同じ気持ちだったのかもしれない。

知り合いのおじさんは、小出しに話しかけてくる。

『おはよう』
『おつかれさま』。。。

今度は何を話そうかな?









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?