見出し画像

人生を立て直すためにiPadを買った話①

3年越しの念願、絵を描くためのiPadを購入した。
ありがとうAmazon、ありがとうブラックフライデー。

※財政難につきこの後リボ6分割
※ブラックフライデーの意味なし



半年前、人生もう終わりだと思った


遡ること半年前、人生最大の大失恋を経験した。
一緒にいた期間は短かったが、別れ際に彼が発した一言によってわたしは瀕死のダメージを負うことになる(その話はいずれどこかで)

・とにかく傷心からの自暴自棄
・自分の人間性に自信が無くなる
・女性としての才能が無いと痛感
・生きてる意味もわからない
・これから誰かと幸せになる未来が見えない

それまで出入りしてた場所へもパッタリ行かなくなり、2年半続けていたデザインの仕事もやめた。
齢30にして、ばっちり人に迷惑をかけるタイプの自暴自棄であった。


それでも暮らしは続いていく


半ば強制的に「自分という人間を見つめなおす時間」を設けざるを得なかったわけだが、私はとにかく「自分の価値」を見つけたかった。そうでないと、本当に絶望でやりきれなかったから。

暮らしは続いていく、
どんなに自暴自棄でも、絶望していても。

だからとりあえず「普通に暮らす」をやってみた。
・しばらく辞めていた自炊を再開してみる
・部屋を少しずつ片付けてみる
・お布団を干してふかふかにする

きちんとした生活が心の安定。
潰れた生活だから、精神も潰れている。

わたしはせっせと暮らした。
毎日台所に立ち、食事を作った。


これらのアクション、回復への布石としては、
間違っていなかったように思う。

だけどあと一歩、なにか足りない。
痒いところに手が届いていない気がする、と薄々感じていた。


紆余曲折を経て、新しい仕事へ


「普通に暮らす」を淡々と実践していくこと4ヶ月。
日々、絶望感は薄れていった。
失恋は時間が解決してくれるとは、まじで言い得て妙だった。

そんな折、かつての上司(先輩?)と会う機会があった。
(病める時も苦しい時も、わたしの自己肯定感を爆アゲしてくれる最高の上司で、こんな素直で正直な年上男性を私は知らない。心から尊敬している先輩の一人なのである)(念の為補足をしておくと、これからこの先輩とのラブストーリーが始まるとかではない)(絶対)

「失恋をきっかけにデザインの副業やめたんですよ、今めっちゃ暇です」とこぼした時に「え、じゃあ何か一緒にやろうよ!」と声をかけて頂けたのだ。

今思えば、立ち直りへの歯車は、ここから回り出していたように思う。


②へ続く

先日の音楽は飲酒(さいこう)




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?