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夏の夕焼けとtear stone(叙情詩)

少しずつ秋になっていく
あんなに妖しいほどに
情熱的だった夕暮れにも
いつの間にか
寂しさを求めてしまう

うつろい消える
ひとときの美しさを留めたいから
人は煌びやかな宝石に
強くときめき惹かれ続ける

消えてしまった面影が
去ってしまった眼差しが
二度とは戻らないしあわせが
たったひとつの宝石になって
どこかのだれかの胸元で輝いている

そんなことを昼間から
夢にみて
ひとりジュエリーを
作っています



tear stone


one eye