小野克典・桶川市長にインタビュー
当会には、10数名の自治体首長が入会していただいております。「各首長のインサイトを探る!」との意気込みで、インタビューをさせていただければと存じます(上の写真は、日本設計HPより)。
https://www.nihonsekkei.co.jp/projects/8603/
第一回のインタビューは、小野克典・桶川市長にお願いさせていただきました。なお、11月4日(月祝)午後、桶川市のさいたま文学館で、当会のシンポジウムが開催されます。小野市長もパネリストとして登壇されます。
【質問】台湾とのご縁は?
【小野市長】本庄市の吉田信解市長に「李登輝友の会」のことを教えてもらい、入会したことがご縁の始まりかと記憶しております。
【質問】現在の台湾への評価、関心は?
【小野市長】台湾の皆さんは、非常に日本に対し友好的かつ大変親しみを持ってくださっており、日本で何か災害等が発生した場合には、物心共にとても献身的に支援活動を行っていただき、日本と台湾は隣接した最も身近でお互いに信頼しあえる関係であると思います。 今、色々と安全保障上の課題もありますが、台湾に何か有事が発生したは、日本の有事でもあることから、今後も親密に連携しあいながら共に発展しあえる関係を継続していくことが大切だと思います。
【質問】台湾各界との交流に関して
【小野市長】現在桶川市に在住の李柄東さん(当会副会長)が会長を務められている「埼玉県台湾総会」の皆さんとは、紀美秋さん(当会理事)が会長のころから交流させていただき、そのご縁で宜蘭県の林郷長(冬山郷)と出会い、2023年(令和5年)8月には林郷長をはじめ、冬山郷の役所の職員さんも桶川市役所を訪問され、今後の交流などについて意見交換をしました。
また、2015年(平成27年)には、本庄市の吉田信解市長とともに李登輝先生のご自宅へお伺いし、李登輝先生の熱いお話にとても感銘を受けました。
【質問】当協会に望むこと
【小野市長】今後、県内の自治体と台湾の自治体との国際交流の架け橋となり、友好都市協定締結などの支援をしていただくとともに、台湾との更なる友好関係の強化に向けて、一般の人たちにも広く当協会の活動を周知し、より一層の会員増強に取り組んでいただければありがたいです。
【インタビューを終えて】小野市長の温かいお人柄が印象に残っています。職員の方も同席されたのですが、和気あいあいとした雰囲気でした。11月のシンポジウムについても様々なご協力をいただいており、感謝に堪えません。日台の自治体間交流への支援、一般の方への広報は、一層強化して活動していきたいと存じます。
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