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若い子の区別は中高年には本当につかないのか

某クレジットカードを使っているのだが、毎月10日が締めなのに、9日に購入したものの記録が10日以降の記録として付けられている。
意味がわからん。
9、10日頃までのクレジットカードを使った買い物の記録が出てくるのが3、4日後なので、自分が10日までにいくら使ったのか、10日から13日くらいまでにいくら使ったのかがなかなかネットの記録として出てこないのでイライラする。

あと、昨日「おじさんになると若い子の顔の区別がつかなくなることの検証ドッキリ」みたいなことをテレビ番組「チョコプランナー」でやっていて、某グループアイドルの子たちが入れ替わり立ち代わり、架空のアイドルに変装して楽屋あいさつにやってくるが、おいでやす小田がまったくわからない、というのをやっていた。

この番組では「トシを取ると、老化で若い子の区別がつかなくなる」という解釈だった。

しかし、それはむしろ新しい解釈のように思う。
80年代の山藤章二のイラストで、今でも覚えているやつがある。
ちょうど82年組がデビューした頃だったか、全員同じ顔、同じ衣装の女性アイドルが横一列に並んで「ヨロシクオネガイシマース!!」と頭を下げているというもの。
要するに、山藤章二は、若いアイドルの姿かたちの区別がつかないのを、
「量産型でどれも似たようなコンセプトのアイドルだからわからないのだ」
と皮肉っていたということだ。

しかし、早見優と堀ちえみと中森明菜と石川秀美の区別のつかない者など、私の周囲にはいなかったわけで、山藤章二のイラストについて不思議に思っていたのである。
まあ確かに82年組アイドルは、1980年デビューの松田聖子のコンセプトを引き継いだ子たちが多かったとは言えるけれども、当時の山藤章二にそのような考察は微塵もないだろう。

だが、「現代のグループアイドルの子たちを個別に認識しづらい」というのはまあ、あることはあるとは思っている。なぜなら、グループアイドルのメンバーには「かわいい」という強烈な共通項があるからだ。
「アパッチ野球軍」みたいに、個性豊かなメンバーというわけではない。巨人の肩の上にすばしっこいやつが乗っていたりしない。
動物をあやつる能力のヤツとか、常に川の中に潜んでいるヤツもいまい。

だから、グループアイドルとなると一瞬、楽屋あいさつに来られてもわからなくて当然とは言える。

それともうひとつ、テレビではぜったい言わないのが、
「自分があわよくば、このアイドルの子と付き合ったりしたいな、という気持ちがあれば、ぜったいに区別がつくはずだ」
ということだ(笑)。

「自分には関係のない存在だ」と思うから、顔の区別がつかないのだ。
まあ四十代、五十代で合コンに行く男はいないとは思うが、彼らが合コンに行って、異性と仲良くなろうと思ったら男10人、女10人でもぜったいに区別がつくはずだ。

しかし今のテレビでは、45歳の男は16~17歳の女の子を性的な目で見てはいけないことになっているので、まあそういうことになっているということだ。
(ただし、おいでやす小田の奥さんは確か年上のはず。少女には興味は希薄だろう。)

つまらん世の中だ。
一度、地球破壊爆弾とかで吹っ飛べば良い。

(法律とか条例は守りましょうね。)

おしまい

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