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「自分の気づきは他人にはどうでもいい」およびアイドル話2024

「自分の気づきは他人にはどうでもいい」というのが、ここ数日の自分の気づきであった。
とくにアイドルの「クレヨンしんちゃんものまね」の今さら感など、大半の人にとってはどうでもいいのだと。
というか、今はもう二周くらい回っていて、アイドルがあえて自己紹介代わりにクレヨンしんちゃんのものまねをしたら、逆にウケてしまうくらいのところに来ているのだということを、みんなどうでもいいと思っているのだろう。

そういえば「一輪車」がアイドルの「特技」として頻出する時期があった。

おじさんMCたちはアイドルたちが器用に一輪車を乗りこなすさまを観て一様に驚き、私も驚いたのだが、考えてみれば何のことはない、ある時期から学校の授業に取り入れられたからにすぎない。

ちょっと検索すると、89年に文部省の学習指導要領が改正され、小三、小四の体育の授業に取り入れられるようになったという。
ということは今から36年前からだから、現在46歳以下の人には一輪車に乗れる人が多いことになる。
以前、ロフトプラスワンで行われたイベントで「変なAV」が何本か紹介された。そのうちのひとつで、女優さんがミニスカポリス的な役割なのだが、最後に一輪車に乗って去って行くシーンがズッコケる、というふうに紹介されていた。
この女優さんも、小学校で一輪車を学んでいたに違いない。

それと某アイドル番組で「アイドルたちが、『走り高跳び』がまったく飛べない」という事態になったのを観たことがある。
確か「ロンハー」の体力測定企画でも走り高跳びが飛べない人は多かったんじゃないか? まあ「ロンハー」に関してはよくわからない。

これも検索してみると、近年は走り高跳びを体育の授業に取り入れている学校が少ないようだ。

また、「アイドル水泳大会」がなくなったことをお嘆きの貴兄も多いと思うが、数年前にめずらしく、とある番組でタレントの女の子たちがプールで泳ぐ企画があったのだが、そのとき、だれもまともに泳げなかった。
このため企画自体がお蔵入りになりそうになったのだが、この件も、おそらく現在の学校で水泳の授業がないところが増えたのが原因だろう。

これらのことは自分にとっては大きな「気づき」なのだが、小中学生の子供がいる人などにとっては、当たり前のことかもしれない。

おしまい


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