感動短編小説・夢のペプピーランド
ペプピーランドは、ピュポルピョ・ペプピーによってつくられた前代未聞のテーマパークだ。
なにしろ、アトラクションは普通のブランコと、砂場しかない。
売店では佃煮しか売っていない。
しかし、年間1000000000000000万人が訪れる。
理由は、行かないと死刑になってしまうから。
そのように、国会でアオシマユキオが決めたのだ(古っ!!)。
みんな忙しい中、有休をとってこの「ペプピーランド」に行かないといけないのだ。
そして証明書を持ってきて、役所に提出しないと、死刑になってしまう。
死刑の方法は、ひもなしバンジー。
そんなペプピーランドだが、ある日、チンギス・ハーンの生まれ変わりがリーダーとなり革命が起こった。
ペプピーランドを管理していた政府が倒され、
代わりに「ペンギンちゃんの氷かき」が新政府の最高責任者となった。
チンギス・ハーンの生まれ変わりは、自分が権力を握ってもまた国が独裁国家になることを想定して、あえて「ペンギンちゃんの氷かき」に権力を譲ったのだ。
しかし「ペンギンちゃんの氷かき」は単なる氷かきをつくる機械だったために政治を行うことができなかった。
このためあっという間に新政権も崩壊、
今は何もない砂漠で、プレスリーのそっくりさんが踊り続けているだけである。
おしまい
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