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悲観的なことばかり言うタイプのおたく

古書店とかヤフオクとかに、特定の人物から大量にアニメ雑誌やらミリタリー関係書籍やら、おもちゃやらつくってない古いプラモやらが出品された際、
「また老齢おたくが死んで、家族が出品してるんじゃないか」
とか言うやつ、本当にどうかしてると思うよ。

だいたい私は「終活」と称して、コレクションを断捨離する人の意味がわからないんだよ。
「コレクションは、コレクター当人が生きていないと意味がない、あるじが死んだ後のコレクションは家族の迷惑になるだけだし、バラバラに売りさばいたらコレクションの意味がなくなってしまう」
というのはそのとおりだと思うんだが、「コレクターが死んだらコレクションはほとんどの場合、無意味になる」というのは、十代の少年少女も老人も、同じことだから。

要するにコレクションっていうのは、最初に「コレクションしよう」と決めた瞬間から、「あるじの死」というゼロに向かって突き進んでいる。
それがわからないなら、コレクションなんて最初からしない方がいい。

ホント、イライラするんですよそういう物言い。

とくに書籍やDVD、CDなどは「鑑賞する時間」をある程度確保しないといけないから、老齢になって買い控えるのはわかるんですが、
フィギュアとかソフビなんかは、「何分じろじろ見ろ」とか「何年間、飾るべき」みたいな決まりはないんだから、むしろ高齢になって金があったとしたら、本やDVDより買って楽しんだ方がいいと思いますよ。

あと個人的におもちゃってよっぽど高いヴィンテージものとかを除いて、「資産」として考えるべきではないと思うんですよね。
「資産」として考えたら、未開封品がいちばん高く売れるわけだから、箱から出すことも出来なくなるよ。

おぴまい

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