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闘病記No.1:戦いの始まり—格闘技からがんという新たな敵へ

こんにちは、高須将大です。
多くの方がご存知かと思いますが、私はステージ4の肝臓がんを克服した経験があります。
これからnoteで私の詳細な闘病記録を書いていこうと思います。
私のように末期がんでも元気に活動している人がいることを多くの方に知ってもらいたいと思います。
文才はありませんが、精一杯書いていくので、よろしくお願いします!

格闘技を始めたきっかけ

幼少期から高校まで、私は野球少年でした。
野球を始めた当時は自分はプロ野球選手になるものだと思っていました。
しかし高校時代、周囲のレベルの高さに心が折れてしまい、ベンチを暖める日々。
その時の挫折感が、後に新たな情熱を見つけるきっかけとなりました。
何かに熱中できる趣味を探していたところ、格闘技と出会いました。
元々筋トレが好きだったこともあり、格闘技は自分に向いていると感じ、挑戦してみることにしました。

プロデビューから病気の発覚

なんとなく始めてみた格闘技は凄く楽しくてプロを目指してみようと思いました。
そんな楽しくて仕方なかった格闘技でしたが、プロデビューまでの約4年間で一時期、情熱が薄れてしまったこともありました。
多忙な仕事の中、練習の疲れがたまり、徐々に格闘技への情熱も薄れていったのです。
しかし、2016年11月に23歳で迎えたプロデビュー戦はドロー。
続く2017年5月の第二戦でTKO勝ちを収め、その勢いで7月には第三戦が決定しました。

その頃、私は日常的に感じる異常な疲れに悩まされていました。
溶接工としての仕事は肉体的にも精神的にも非常に厳しかったのですが、さらに疲れを感じるようになり練習の頻度も週6から週2〜3日に減少していました。

ある日、スパーリング中にお腹に軽く蹴られた後、痛みが増していきました。
「肋折れたかも」と思い、職場の診療所に行かせてもらい検査をしてもらいました。
すると肋ではなく肝臓に巨大な腫瘍があることが分かりました。

あまりにも巨大で危険な状態のため、帰宅を命じられ、大きな病院での再検査を勧められる中、自分の中で何かが崩れ去る感覚と戦いました。

まとめ

このnoteでは、これから私の闘病生活について、細かく振り返っていきます。
初回はここまでとしますが、次回は病院での詳細な診断と治療の開始について触れていきたいと思います。この旅を一緒に歩んでいただけたら幸いです。

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