中小企業診断士二次試験 二次ストレート生の迷走と105事例解ききるまで
ストレート生は一次試験終了から二次試験までに100事例解こう!の宗教を広めるために、受験した時の私と事例との戦いをまとめました。
診断士二次試験までの時期別迷走記録。
そうは言っても国語だろ?期
8/13〜
国語の試験、つまり本文(与件文)に設問の答えが書いてある試験だろ、と思っていた時期。
10年分は解こうと決めていたので、まずは10年をさらに半分に区切ったうちの古い側、H28あたりから遡っていきました。
この時期は事例Ⅰを重点的に解いていました。
ふぞろい採点をしてみて、与件文から文章を抜き出すだけでは得点につながらないことに気づきました。
これは国語の試験でない。
国語じゃなかったわ!期
〜8月末/20事例
国語の試験じゃなかったので、オリジナリティを入れてみることにした時期。別名ポエム量産期。
与件文+αの記述が求められることに気づいたが故に、与件文から離れすぎてポエムを量産していました。
事例II重視で解いていたのも良くなかった。
具体的には、旅館イベントで浴衣散策提案してみたり、ネイルケア用品売ったりしてました。
ふぞろい採点すると、これはこれで得点につながらず。
過去問解説を見ると、普通に思考方法が間違っていましたね。
この時期はTACやクレアールの過去問解説を読んでいた気がします。
結局国語なのでは?(予件に答え又はヒントがあるのでは?)の気持ちに。
やっぱり国語では?期
〜9月末/40事例
与件に寄り添え!与件ファースト!
巷に溢れる声に耳を傾け、過去問解説を読み込み、二次総ざらい道場を視聴して、やはり与件にヒントがあるのでは?と思い直した時期。
各受験校の過去問解説を横に並べてみたり、自身の回答と比較してみたりし始めた気がします。
この時期、海外出張もあり1週間ほど勉強出来ず。
往復の飛行機や空港の待ち時間で事例を解いていた思い出があります。
出張が終わり、勉強を再開してもやっぱり点数は伸びず。絶望感が漂ってきました。
設問解釈を先に期
〜10月半ば/70事例
このままやっていても点数は上がらない。
そんな中、teams飲み会で勧められたことをきっかけにEBAの解法書に手を出しました。
1ヶ月切ってる中での蛮勇。
結果的にはこれが英断でしたね。
このタイミングでこの本を買っていなければ、おそらく受からなかったと思います。
ここから与件文より設問を先に読むスタイルに移行しました。
そして迎えたもくもく会で初めてのリアル相互採点を経験。他の方の回答をみたり、自身の癖を指摘されたりと、とても勉強になりました。
ちなみにこの時期に、事例Ⅳを過去問で解き始めたため、事例数が伸びてます。
それまでは全知全ノウなど別の問題集を使っていました。
過去問で触れる事例Ⅳは分からなすぎた。
開眼期
〜試験日/105事例
徐々に問われていることの要点と求められている答えの方向性が分かるようになった(気がした)時期。
開眼ってこれかな?とは思ったけど落ちたら恥ずかしいので公言できませんでした。
開眼期と言いながら、ふぞろい採点には好かれてなかったようなので(特に事例Ⅲ)、この時期のふぞろい採点はあまり気にしなくてよいかもしれないです。
そして最後の最後に、大事にとっておいた前年の過去問(R3)を本番スタイルで解き、無事に撃沈しました。
むすび
振り返ると、一貫してふぞろい採点には好かれていないですね。
この記事が、皆さんの参考になれば幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?