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肥前さが幕末維新博覧会

 肥前さが幕末維新博覧会は2018年3月17日から翌年1月14日までの304日間、佐賀県佐賀市を中心に開催された博覧会です。
 佐賀県民以外の方は知らないんじゃないでしょうか? 地方博覧会といえど、約1年間も開催された博覧会を知らないなんてことはあるのかと思いますが、これがあります。ちなみに僕の会社は佐賀に本社があり、福岡には営業所があります。この福岡営業所所属のアルバイトスタッフの中にすら、肥前さが幕末博覧会を知らないスタッフがいました。
 これこそ、陰謀と考えていいんじゃないでしょうか?

 冒頭から少し走り過ぎましたが、陰謀と考えるしっくりくる事件なんかも起きています。その前に、少しだけ鍋島直正の話をしたいと思います。
 彼の功績を急足で説明します。

 ①反射炉の設置
 ②三重津海軍所を設置
 ③ ①の結果、アームストロング砲を完成
 ④ ①と②より蒸気機関・蒸気船を完成

 ③④の成果により、日本有数の軍事力と技術力を誇る藩に成長しました。しかし、基本的には国内でも珍しい「鎖国藩」でもあったため、当時の倒幕運動に積極的に参加はしていませんでした。しかし、戊辰戦争へ参加し功績をあげたため、明治政府に多数の人物が登用されることとなりました。
 当時、先述の特に③の成果の影響もあり、佐賀藩がどちらに着くか(新政府軍VS旧幕府軍)で戦況が大きく変わるとも言われていたそうです。

 これら成果を挙げた鍋島直正がいる佐賀藩がこれだけ目立たないのも不思議な話ではありますが、先の話に戻り肥前さが幕末維新博覧会自体も、それほど世間の目に触れないというのもおかしな話だと僕は思います。

 これには「告知力不足」が一番の問題だと思い、個人的にどう宣伝するのかを考えてみました。影響力のある人から、肥前さが幕末維新博覧会の情報を発信するのが最も安易に思いつく方法であるにもかかわらず、それをやっていない!ということに気がつきました。

 幕末期、アームストロング砲、蒸気機関・蒸気船、加えて戊辰戦争とくれば出てくるキーワード「るろうに剣心」。
 その作者、和月伸宏氏を中心に情報発信をしてはどうだろうかというものです。るろうに剣心には佐賀藩に関係するであろうも多く描かれています。おそらく、肥前さが幕末維新博覧会の企画・制作メンバーも同様の考えを持っていたと推測します。
 肥前さが幕末維新博覧会は2018年3月17日にスタートします。その約5ヶ月前の2017年11月21日に和月氏は児童買春・ポルノ禁止法違反で書類送検されます。
 報道によると、和月氏は10月、都内の事務所で10代前半の女児の裸が映った動画のDVDを所持した疑いがあるといいます。和月氏は容疑を認めて、「小学校高学年から中学2年生くらいまでの女の子が好きだった」と話しているということです。

 報道とネットの情報だけなので曖昧な部分が多いですが、別の児童ポルノ事件を捜査中、和月氏が児童ポルノDVDを購入した疑いがあり、家宅捜査を行ったところ、DVDが見つかったという経緯のようです。
 しかし、別の児童ポルノ事件を捜査中がまず怪しいです。通常、別の児童ポルノ事件で販売元などが逮捕された後、顧客情報から和月氏が判明し、家宅捜索という流れになると思います。今回の逮捕は情報から判断すると順序が怪しい。なんらかの力が働いたと思った方が分かりやすい。

 要するに佐賀を目立たせようとすると、なんらかの力が働くということです。ひょっとしたら、最近の佐賀が目立った事件、「誓いの鐘」事件。もしも、山口知事が田村淳氏のYouTubeに出演し、炎上・拡散していたらどうなっていたかと思うと怖いですね。

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