世のためにつくした人【尊敬する人】
どうも。日刊書くメシU30'sマガジン土曜日担当の西嶋(@ultrarunneman)です。
今回のテーマは「尊敬する人」
皆さんは、身近に尊敬する人はいますか?
そして、なぜ尊敬しているのでしょうか?
私は、います。それも1人ではなく複数。生きている人はもちろんのこと既に世を去った人のなかにもたくさん尊敬している人がいます。
祖父。両親。お世話になっている経営者。
西郷隆盛。アン・サリヴァン。徳川家康。吉田松陰。スティーブ・ジョブズ。上杉鷹山。そして司馬遼太郎。
まだまだ数えきれない人がいますが、共通点は
世のため人のためにつくしているということです。
本当は、その1人1人について語っていきたいところですが、膨大な論文になってしまうので今日は辞めときますw
今回は、書くメシのコミュニティということで、僕に歴史の面白いさを教えてくれた小説家・ノンフィクション作家の司馬遼太郎氏について紹介します。
世のために書きつくした人
まずは、司馬遼太郎がどのような人物か紹介していきます。
司馬 遼太郎は、日本の小説家、ノンフィクション作家、評論家。本名、福田 定一。大阪府大阪市生まれ。筆名の由来は「司馬遷に遼に及ばざる日本の者」から来ている。産経新聞社記者として在職中に、『梟の城』で直木賞を受賞。歴史小説に新風を送る。代表作に『竜馬がゆく』『燃えよ剣』『国盗り物語』『坂の上の雲』など多くがあり、戦国・幕末・明治を扱った作品が多い。『街道をゆく』をはじめとする多数のエッセイなどでも活発な文明批評を行った。
「竜馬がゆく」という作品では、坂本竜馬を主人公に書いた。
当時は、ほぼほぼ無名だった坂本竜馬は、司馬遼太郎氏の小説によって知られたと言っても過言ではありません。
世界で活躍する孫正義も、この本に大きな影響を受けています。
これまでに本当に数えきれない歴史上の人物を取り上げて書き記し、日本人だけでなく世界に影響を与えています。
そんな、司馬遼太郎が残した名言。それは、
世のためにつくした人の一生ほど、美しいものはない。
でした。私からすると、まさしく司馬遼太郎氏の生き方そのものが美しいと思わずにはいられません。
勉強が嫌いだった私が、歴史がとても楽しく親しみやすい学問となったのは司馬遼太郎氏のおかげです。
「覇王の家」では徳川家康の幼少期からの苦労してきた姿を、まるでタイムスリップをしたのかのように観ることができました。
偉人であっても、同じように悩み、苦しみそれでも前に進むために決断を繰り返してきたということを知り、勇気をもらえます。
「燃えよ剣」という土方歳三を主人公に書いた作品では、新撰組の成り立ちや最期が描かれていました。私は京都で、この本を読みながら歩き、ここを幕末の志士たちが話していたのか。と思いを馳せたりもします。
史実と合っていないという批判を時々耳にすることがあります。
ただ、世に知られていなかった、世につくした人を掘り起こし、それをエンタメとして世に知らしめた司馬遼太郎氏の功績はとても大きいと言えるでしょう。
皆さんは、どのような人を尊敬していますか?
ぜひ、聞かせてくださいね。
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