見出し画像

ワインの個人的趣向。その1 ジョージアワイン。

またもや時短要請がされ緊急事態宣言へと向かっております。精神的にボコボコにされながらも少ないながらも武蔵に来店していただき料理と酒を楽しんで下さるお客さまに救われております。

何故か時短要請がされてからホルモン料理と冷酒やワインを注文されるお客様をよく見かける様になりました。その度に「このお客さんわかってるなぁ…!」とテンション上がります。
と言う事で
ワインの個人的趣向。その1 ジョージアワイン。

私が飲食の世界に関わる事になった切っ掛けは、自分がたまたま酒好きで趣味で酒をちょっと掘り下げてみようと2015年にソムリエ資格を取ったのが始まりです。
そしてワインを飲み始めた頃、知ったのがフジマル醸造所です。

画像5

日本の醸造家でフジマルの名前を知らない方はいないと思いますが珍しい所(普通ありえない)に醸造所があります。
場所は武蔵からさほど遠くない、中央区島之内です。
1階が醸造所で2階がワインバーとなってまして2階からワイン樽(タンク)を眺めながら飲食出来るお洒落なお店です。
小さなワイナリーフジマルさんが有名になった切っ掛けは日本でジョージアワイン作りをされている先駆者だからです。

ワイナリー & ワイン食堂
島之内フジマル醸造所
大阪市中央区島之内1-1-14 三和ビル1F
TEL 06-4704-6666
営業時間12:00〜22:00(L.O.) 23:00(CLOSE)
定休日 火曜日、水曜日

ワインは史実に基づいても7000年まえから存在しております。
記される前ならもっと以前からあるはずです。
世界にある葡萄の品種は2,000種以上、一般的に使われているポピュラーな品種だけでも200種あると言われています。

それまでの定説では地中海沿岸のギリシャやマケドニア辺り(その頃はマケドニアやイラク辺りまでがアジアでした。ので我々の住んでいる所は極東と勝手に呼ばれてます)が最古と言われてましたがジョージアで紀元前6000年頃の古代遺跡からワイン用の土器の破片や種子が発見され、コーカサス、黒海沿岸が急遽注目を浴びる様になる訳です。(以前はロシア語でグルジアと読んでましたが1991年ソヴィエトから主権を取り戻し独立国家となりました。ロシアからの抑圧でジョージアの人達はロシア嫌いです。現地読みはサカルトベロ。英語表記でジョージアと言いかえてます。(日本は英語表記でジャパン)
370万人の小国ながら言わせてもらいます。ジョージアなめんなよ!)
ジョージアワインが脚光を浴びた理由はそれだけではありません。
最も注目を集めた理由は、世界中にあるワイン作りでほかに類を見ない醸造方法…クヴェヴリ製法…地中に甕を埋めてワインを作る珍しい製法だからです。
ぬか漬けみたいです。

画像5

525種の土着品種(ジョージアワインの95%土着品種)があると言われています。
※白ワイン

画像1

私のイチオシ品種は『キシ』。熟れた白い桃の香りと桃の果皮のような少しちくっとしたタンニンがたまりません。
※赤ワイン

画像2

また黒々とした果実感を感じる中甘口の赤ワイン(クレオパトラや楊貴妃も愛飲)は他にはなく、ワイン初心者の方にも大人気です。

8000年という
悠久の歴史ロマンを感じながらジョージアワイン一度飲んでみてはいかがでしょうか。
ジョージアワイン販売の専門店も結構あります。

GeorgianTime
大阪市中央区谷町6-5-26 萌2F-ろ
0643057488

残念ながら武蔵ではジョージアワインの提供はありませんが 
そんな事は関係なく
また次回へとつづきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?