小6担任の裏切り 自叙伝#05
別室登校する前(夏休み明け)に、僕は一つの作文を出した。
その内容には、「先生の指導によってクラスに行きづらくなったこと」「みんなの雰囲気が辛かったこと」「それを乗り越えつつあったこと」を書かれていた。
それをコンクールに出そうと担任と話していた。
それが別室登校になったことで話が頓挫していた。それを保健室の先生に伝え、教頭先生と添削して、コンクールに出した。
しばらく経って、コンクール決勝大会が地上波で放送された。地元のテレビ局が主催するもので、そこそこ大きい大会だった。
放送を見ると、映っていたのはクラスメイトの他の女の子、審査員には、校長先生が出ていた。
「やられた!」そういう気持ちでいっぱいだった。
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