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「学業とラグビー」両立のTips vol.3

読者の皆さん、こんにちは!二兎Beプロジェクトです。「両立のためのTips」もいよいよ第3回目になりました。全国の高校生ラガーマンの両立に少しでも役立つ内容になっていれば幸いです。(笑)さて、今回は限られた時間な中で勉強時間を確保するために、日常生活に勉強を取り入れる方法を紹介します。今回の記事を担当するのは、吉留壮真(工学部3年)です。それでは、ご覧ください。

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この記事を読んでいる皆さんは中学、高校で「部活と勉強の両立」、「文武(部)両道」などの言葉を聞いたことがあると思います(耳たこですね)。

しかし、ラグビーという体力消耗の激しいスポーツをしながら勉強と両立させるのはかなり難しいと思います。私も、高校時代部活後の勉強となると、疲労で眠くなったり、集中力が落ちたり、失敗を引きずったりと、なかなか思うようにいきませんでした。そこで、勉強とラグビーの二兎を追う全国の高校ラガーマンかつ受験生の皆さんに少しでも参考になればと思い、僕の経験や考え方、具体的な勉強方法を綴っていこうと思います。

 冬のスポーツと言われるラグビーは引退が非常に遅いですね。最後の大会の初戦はほとんどが9月以降であり、他の部活と比べて勉強する時間が限られています。ですが、チームスポーツという特性上、優先順位はやはり部活動が上に来るでしょう。それではいかにして勉強時間を作るか、を述べていきます。

そもそも勉強とはなにか。机に向かって公式や歴史上の人物を覚えたり、問題を解いたりするだけが勉強ではありません。机のないところでもできる勉強はたくさんあります。
例えば、通学時の電車内で音楽を聴きながらゲームをするのとリスニングしながら英単語を覚えるのとでは大きく異なります。私の場合、電車が片道30分ほどでしたので、往復で60分。決して短くはない時間が勉強時間に変わります。それだけでなく、家と最寄り駅まで自転車で15分ほどでしたが、前かごに単語帳を入れ、信号で止まるたびに開いていました。自転車をこいでいる間も頭の中で何度も単語を反芻することで脳みそにたたき込んでいました(もちろん事故らないよう注意はしていました)。片道で10単語ほどしか覚えられませんが、これだけでも一ヶ月で600単語に触れることができます。隙間時間の勉強が大きな積み重ねになると強いです。
 
また、お風呂に入っているとき、トイレで用を足しているとき、歩いているとき、これらの、勉強道具が使えないときでも勉強はできます。先ほども少し述べましたが、頭の中で単語や公式などを反芻すれば紙もペンも本も必要なく復習ができるのです。他にも、解けなかった数学の問題について「あの解き方なら解けるかも」などと考えながら生活すれば、その時間も勉強時間になります。
 
私はこのようにして日常での勉強時間を増やすことで、机に向かって勉強できるときに集中力が上がるといった副次的効果も得られ、特に引退後は信じられないほど学力が伸びました。

勉強時間を作り出す、日常生活の時間を勉強時間に変える、といった努力が両立の鍵なのです。皆さんも自分なりに勉強時間を見つけてみてください!


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