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やっぱり素敵。私の名久井直子さんコレクションその1

名久井直子さん(この先は敬愛の気持ちで名久井様と記載します。)の装丁本は、「素敵だわー」と感じて手にするとそうだった、ということがこの数回続いている。

今コレクションで持っている本は4冊
・おいしいごはんが食べられますように 著:高瀬隼子
第167回芥川賞受賞作 あざかやな黄色と黒のグラフィック的なシンプルなイラストでの装丁画で、帯の蛍光ピンクがグッとワンポイントカラーが効いていて目を引く。
芥川賞受賞作なので、発売当初、本屋さんの一番いい場所に他の候補作と一緒に並んでいたのだけど、「手に取りたい!」と一目で思ったのはこの本だった。裏書を見ると名久井様。よくよく見ると細やかに気を配った紙の選び方、デザインの施し方。

そしてルックスからイメージした内容と本文とのギャップ。
私の心にガッツリと杭を差し込んだような本だ。

・あたしとあなた 著:谷川俊太郎
私が初めて手にした名久井様の本で、インデペンデント系の本を販売しているおしゃれな本屋さんで見つけた。完全なる一目惚れ、表紙のグラフィックが懐かしいような新しいような不思議な感じで、これを手に入れるためにその本屋まで向かったように覚えている。

どうも発売後比較的すぐに手に入れたようで、いろんなところで取り上げられていて、話題のある本だった。確かに、作り方のこだわりとかを知ると名久井様すごいと感動していた。

詩集としても初めての購入だったので、色々初めてがついていて、私の大切なコレクション入りしている。

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生活スペースの都合があるので、私の家の本の循環がよく、読んだ本は早めのサイクルで次の持ち主に譲るよう段取りするようにしている。でもきっと名久井様の本は永久保存版で家にあると思う。
究極は「棺桶に入れてね」ということになるだろう。

そう思えるものにもう出会えてたら、私はきっとラッキーかなと思うのだ。

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