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実は藤棚だけじゃない!今年も『神宮寺』の藤を見に行ってきた!

こんにちは!
連日の寒暖差に怯えている田なかです!

今回は日南町の宮内にある藤棚の様子を見てきたのでご紹介します!

私が藤棚を訪れたのは気温も高く、天気も良い5月10日の出来事でした。

国道から道をそれ、細い小道と橋を渡って神宮寺に到着!

到着!

寺の横にある藤棚は満開!
藤からは甘い香りが漂ってきて、思わず藤棚の下にある丸太に腰をかけて風でゆらゆら揺れる藤の花を見上げていました。

相変わらずとてもいい匂いがします!

しばらくぼーっとしていると、とある異変に気が付きました。
耳を澄ませてみると四方八方から何やら音がしてきます…!

「ブブブブブ…」と、バイクのエンジン音にも似たその音の正体はなんと!たくさんのクマバチ達の羽音です!

上を見上げると…あ!いる!!!
ここにもいる!

実はクマバチと藤は共生関係にあり、蓋がされたような構造になっている藤の花の蜜を吸えるのは力の強いクマバチだけと言われています。
そのため、この時期になると「待ってました!」と言わんばかりに大量のクマバチが神宮寺の藤棚めがけてやってきます。

羽音が大きく、怖い印象を与えるかもしれませんが、クマバチ達の性格はとても温厚で近づいてもこちらが何もしない限りは襲ってくることはありません。

また、神宮寺には藤の他にもガクアジサイやサラサドウダン、オオムラサキツツジなどの花が見頃を迎えており、それぞれの花で集まってくる虫たちの種類も少しづつ違うので見ていてとても興味深いです!

サラサドウダンの蜜を吸いにやってきたコミスジ?)
オオムラサキツツジの花の蜜を吸うクロアゲハ

そして、もちろん私の大好きな野鳥の姿もばっちり観察することができます!
寺が少し高台にあるので周りを見渡すこともでき、バードウォッチングの場所としても最適です!

桜の木にいたエナガ
目の前に私がいるのにずっとさえずっているシジュウカラ

今回紹介した生き物たちの他にもたくさんの種類の生き物がいたので気になる方は是非神宮寺まで足を運んでみてください!

藤の花に頭を入れて蜜を吸っているクマバチがとても愛おしいです…

ここまで読んでくださってありがとうございました!
それではまた、次の投稿で!

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