村上世彰『いま君に伝えたいお金の話』、読了。

いま君に伝えたいお金の話

「お金に強くなりたいなぁ」と思って手にとってみた本。
すごくカンタンに書いてくださっていて読みやすい本ではあるが、数字激弱な私にはちょっと再現が難しそうな内容だった。

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印象に残った文章

ベンチャー投資は、まさにこのように、「ゼロになる可能性がとても高いけれど、成功したらとてもリターンが大きい」という投資です。そんなとき、僕は投資先の事業が少しでもスムーズに成長するように、自分の人脈やネットワークをフルに使って応援します。そうすることで、期待値を上げていくことができるのです。

「期待値」は、「幸せの基準」とは考え方が異なります。君が幸せと思えることにお金を使うのなら、期待値を気にする必要はありません。でも、お金を「上手に使いたい」「増やしたい」と考えるのなら、「期待値」は役に立つ考え方です。

おもしろかったのは投資家である著者の村上世彰さんが「期待値」を単純な判断基準としては利用していないという点と、また、自分の幸せのために使うお金には「期待値」は不要、と切り分けている部分。

クリエイティブを仕事にしている身からするとこれってすごく夢のある話で、期待値はとても重要だけれどあくまでも「その時点」での数値に過ぎず、それをどう上げていくか？っていう部分を考えるのはワクワクするなと思った。

ただ、Twitterにも書いたように私がお金のことを考えるのは費用対効果が悪すぎるので、潔く諦めて数字に強い配偶者をみつけようと思いました。

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