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少子化らしい

このニュース、リプロダクティブ・ライツは全部女性にある、中絶に男のサインは不要!って主張しているのはフェミニスト達だと思うけれど、きっと、「少子化の原因は女性ではなく男の責任だから男が責任とってもっと家事育児をやれ、女性に優しくしろ!女性の社会進出を男性がサポートすべき!」って言い出すと思うのである。

男はリプロダクティブ・ライツを持っていないし、もはや子供を持ち育てる義務はないのだから、すべては女性の権利の行使における決断にかかっているという基本的事実はしばしば無視されるのだろうと思う。

男はもう家制度からも家父長からも解放されているので、家を存続させるために結婚して子供を育てる必要はない。爺さん婆さんはまだ明治憲法の慣習に縛られているから「結婚して早く孫の顔を見せておくれ」というかもしれないが、それは日本国憲法下では単なる感傷に過ぎない。日本国憲法第24条では結婚は両性の合意のみに基づいて行われるものなので、爺さん婆さんが何を言おうと「だが、断る」と言って良いのである。

女性側から見ても同じである。他人とお付き合いするのも子供を産むかどうか決めるのも全部自分の判断で決めて良いのである。政府が「少子化で」などと言っても「断固として断る、少子化など知ったことか!私は結婚も子育てもせず、ただ企業戦士として企業にお仕えすることを選ぶ!」と言って構わないのである。リストラされたら知らんけど。

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