女は楽ではない、男は甘えるな

いやまあ、「有害な男性性」についてもわからないではないのだけれど、有害な男性性の回避方法で最も確実なものは男女交際や結婚をしないという事なんだよね。
いま、男が何か言うと女性差別だと言われかねないので、自分の低賃金では十分に女性を養えないという諦観もあり、もう黙って最初からエスケープしている男が増えているということではなかろうか。
少子化対策とか吹き上がる向きもあるが、女性が結婚しやすい、生きやすい環境を作るということは男には何かと我慢してもらう環境を作るという裏返しでもある。左派リベラルの正義では「はあ?男は無限に耐えろよ。男に人権など不要だろう。」と言う気分かもしれないが、この朝日新聞の記事で「女性の苦しみがわかった」などという優等生発言をしている生徒たちの何割かは既に自分をそう言う男女関係に入れないでおこうという決意をしているのではないか、一生独身でもいいやという諦観を得てしまっているのではないかと心配してしまうのである。
女性は男はバカだからちょっと視線を送るだけでたとえ火が降ろうと槍が降ろうと命をかけてお姫様である自分を助けにきてくれるはずという妄想を信じているかもしれないが、妄想は現実ではないのである。

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