女は楽ではない、男は甘えるな
「女は楽でいいな」が変わった 灘、洛星…男子校でもジェンダー教育 https://t.co/lWSk70oHi4
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) November 17, 2022
連載「男性を生きづらい」を考える
4回目は男子校で広がるジェンダー教育について。「女は楽でいいな」と思っていたという中学3年の男子生徒は「世界の見え方が変わった」といいます #国際男性デー
これは、男が守り、女性が守られると言う性役割意識が変わらないと、男の方のエネルギーが足りなくなるのではないか。女性は原則的に守られているからこそ細やかな気遣いができるのであって、男は守りながら細やかな気遣いをしようとすれば失敗しやすくなるのではないか。それを強要すると非婚を選ぶ
— hirokifujioka (@hirokifujioka_) November 17, 2022
男性の方が増えそうである。
— hirokifujioka (@hirokifujioka_) November 17, 2022
もし、男の方に家族を守り養う義務と細やかな気遣い、そして家事育児のアンペイドワークを全部押し付けると多分、多くの男は逃げ出すだろう。学生では現実の問題としては捉えないので一定の共感も得られるだろうが、現実を見ると男の50歳時未婚率は25%を突破している。
女性が男にもっと求めたいと言う気持ちはわかるが、その負担に耐えられない男はもう結婚を避けている。女性の50歳時未婚率は16%くらいなので女性の方が結婚を避けているということではないだろう。
— hirokifujioka (@hirokifujioka_) November 17, 2022
日本は男がさらに負担を求められて結婚から逃げ出している稀有な国と言える。
いやまあ、「有害な男性性」についてもわからないではないのだけれど、有害な男性性の回避方法で最も確実なものは男女交際や結婚をしないという事なんだよね。
いま、男が何か言うと女性差別だと言われかねないので、自分の低賃金では十分に女性を養えないという諦観もあり、もう黙って最初からエスケープしている男が増えているということではなかろうか。
少子化対策とか吹き上がる向きもあるが、女性が結婚しやすい、生きやすい環境を作るということは男には何かと我慢してもらう環境を作るという裏返しでもある。左派リベラルの正義では「はあ?男は無限に耐えろよ。男に人権など不要だろう。」と言う気分かもしれないが、この朝日新聞の記事で「女性の苦しみがわかった」などという優等生発言をしている生徒たちの何割かは既に自分をそう言う男女関係に入れないでおこうという決意をしているのではないか、一生独身でもいいやという諦観を得てしまっているのではないかと心配してしまうのである。
女性は男はバカだからちょっと視線を送るだけでたとえ火が降ろうと槍が降ろうと命をかけてお姫様である自分を助けにきてくれるはずという妄想を信じているかもしれないが、妄想は現実ではないのである。
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