右派と左派と選挙

この解説だと左派はいなくなってしまいそう。

右派は新しい試みを漸次実行しているが、左派は古い体制ー連立野党政権に戻りたがっているだけであろう。

最近左派の陰謀論をよく見かけるようになった。それは単に不安を煽って政権交代を目指しているだけであろう。

連立政権を真面目に目指しているような人も具体的な政権構想はないし、日本を今後どのように向けていくかなどを明確に書いている人はいない。

少し書いている人は左派、アンチファやフェミニストばかりで、例えば右派を全員追放した左派だけの理想世界や男を疎外した女性だけが幸せになる世界を夢見ているようにしかおもえないのである。

この人たちの望む世界を実現しようとすると、状況では下手に野党に権力を渡せばスターリンの世界や文化大革命の世界、クメールルージュの世界がやってくるとしか思えない。彼らは自分の味方以外を排除することに抵抗はなさそうである。学生運動では味方同士で内ゲバして殺し合いをしていたわけである。もちろん、その中にいた人たちも野党には混じっているだろう。彼等の理想の世界は血なまぐさくなりそうである。

残念ながら野党には高い理念がないので、仮に権力を握っても使い方を知らず、気に入らないもの、反対者の命を奪うことにしか使えないであろう。

今でいうと、ミャンマーで国軍が行っていることは今の日本の野党でもできるということである。反対派に実弾を撃ち込むことは理念がない方が上手にできる。

実際のところ、私は前の民主党政権でもそういう世界を予想したが、幸いにもそうはならなかった。これは痩せても枯れても小沢一郎氏が野党政権にいたからではないかと思っている。自民党時代のcommon senseが政権を野放図にならないように縛っていたのではないか。実際、彼が政権党から追い出された後、程なくして民主党政権は自壊したと思う。

今度野党政権ができるときには、そういう人はおらず、むしろ、自分ほど優秀な人間はいないとうぬぼれている失敗を知らない新党の人が中心になるであろう。その場合、上記の世界の左翼政権の惨状を呈する可能性が否定できなくなるのである。

今年は衆議院選挙の年なので野党は自勢力を伸ばそうとしてあることないこと言い出すであろうし、現に様々なnoteのエントリーでも見て取ることができる。

有権者はだまされないようにすることが重要であろうと思う。



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