そもそもフェミニストたちは問題解決を望んでいないとしか思えない

この意見に反対する気はないのだが、この20年くらいを見ていると、自分の意見を言う人は減り続け、権力や外国という圧力に頼って虎の威を借る狐になりたがる人が増えているのではないかと思う。そういう人たちは自分の意見が矛盾していてもあまり気にならない様子だと思える。いわゆるダブスタである。

ジェンダーギャップに関していえば確かに今から50年以上前、星飛雄馬が巨人の星を目指していた頃は「女がしゃしゃり出るな」という雰囲気もあり、実際にギャップはあったのだと思う。けれども、最近のGlobal Gender Gap Indexの問題についてはフェミニストたちには何の評価もできないわけである。

彼女たちは男性の一方的な譲歩を求めるばかりであり、自分たちが動こうとはしないのである。男たちが自ら切腹せよ、自ら首を吊れ、そうすれば空いた席に自動的に女性が座るようにしようというばかりである。クオーター制にせよアファーマティブアクションにせよ、彼女たちは「女性は本来的に男より有能なのだから男は自発的に地位を女性に譲るべき」という訳である。

男がお人好しにもその地位を女性に譲ったならば、当然ながら収入は激減するわけだが、そういう低収入男を地位を得た女性が養うのかというと「はあ?体の弱い私がいつまで働けるかなんてわからないじゃないですか。私が夫にしたい男性の条件は女性の自分より高収入ですね。いざというときのリスクはヘッジしておきたいし、生活費も半々であるべきでしょう。男だからといって自分の食い扶持くらい自分で稼いでください。」というわけである。クワバラクワバラである。ちょっとかっこつけてフェミニストのふりをして地位を女性に譲ったが最後、その男は一気に落伍者に転落するというわけである。

彼女たちは専業主夫なんて人間扱いしないのである。

家事育児にしても、女性のワンオペ育児にはぶうぶう言うだろうけれど、男が必死の思いで育児をやると、え、これだけ?もっとやってよ、男なんだからワンオペ育児なんて簡単でしょ、ということになる。

もううちは子供もでかくなったのでどうでもいいが、これから新しい家庭を築く人にはご愁傷さまというよりほかない。

ワンオペで家事育児をバリバリやって、フルタイムで働く妻より高給を取れる職なんてそうはないのであるけれど、フェミニストたちはそういう無茶な要求を「最低限の要求」と言い出す可能性は十分にあるので、結婚相手はよく選ばないとかぐや姫への求婚者のようになってしまう可能性は十分にある。

結婚してからこれはしまったと思って離婚する場合には離婚弁護士さんにはモラ夫バスターがいるのでそちらにも注意が大事である。

もう私のツイッターアカウントは凍結されたのでツイフェミさんのツイートを見ることがなくなったのは幸いなことである。私はそれほどアンチフェミではないが、問題を解決する方法をつい探ってしまうので、彼女たちとは最初から話が合わないのである。なにしろ、例えば靴の人たちについても「ハイヒールやパンプスを履くのはいやだあ!」なんて言われても「それなら履かなきゃいいじゃん」といってしまうのでそこで話が続かないのである。どこかの就活サイトに「就活生はパンプスを履きましょう」なんて書いてあったとしても嫌なら履かなきゃいいじゃないというしかない。それで面接した会社の人が怒ったとしてもなぜそんな会社に行きたがるの?と思うのである。

多様性を考えるならパンプスを履かなくてもいいよという会社もあればごりごりにハイヒールで来てねという会社もあっていいわけである。靴の人はわざわざハイヒールやパンプスを強制する会社に行かなければよいのである。

こういうことを言うと「貴様、女性差別を知らないのか!女性の苦しみを知らないのか!このネトウヨめ!」といわれそうになるのであるが、そういう山中鹿之助みたいに『我に艱難辛苦を与え給え』という趣味は私には最初からないのである。


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