脅迫状

カドカワが出版すると言っていたが「正義の」トランスジェンダー(支持者)や左翼達によって言論封殺されて出版中止に追い込まれたいわく付きの書物である。先日サンケイが出すという話があったので、まあ日本の自由も捨てたものではないと考えていたのである。けれども、「かかる書物を出版するようであれば出版社に放火するぞ」という脅迫状が届いたとのニュースである。

noteの運営が好きなサヨク的主張ではかかる反トランスジェンダーの輩はナチスである。岩波ブックレットに書いた田野先生もナチスは良いことなど何もしていないのだあということなのでナチスこそアウシュビッツの絶滅収容所に入れて最終処分されるべきなのが当然であるう!という方向性になるのが当然であるべきだということかもしれない。

つまり、日本人が皆戦犯旗の旭日旗ではなく逆卍のマークをつけて「反トランスジェンダーは最低最悪の生きる価値のないナチスのような奴らだ!そういう奴らは皆あの世に送って絶滅させれば良いのだあ!」と叫ぶのが彼らのサヨク的価値観ということである。

サヨク達って単に反ネトウヨとか反自民といったアンチテーゼでしかないから薄っぺらいわけである。某芸術家氏に神風特攻隊として果敢に突っ込んでいったサヨク達(その芸術家氏は単に自分の外性器を三次元マッピングして作品にしていた人だからネトウヨでもないし多分自民党支持でもなかったのではないか。)からパヨチンと命名され、パヨパヨチン音頭とか訳のわからん反撃を喰らって敢えなく撃沈されたのである。その時から一部集団からは彼らはパヨクと呼ばれることになったわけである。

その原文を独自に翻訳して「この書物はこんなに害悪である!」と叫ぶサヨクさんもいたわけだが、実際その原文とか翻訳がどれほど正しいのかは誰も保証してくれないのである。

月刊ムーという雑誌がある。この雑誌はもう40年以上前から続いている雑誌であり、ファティマ第三の予言とか妖怪とかUFOとかそういうお話を集めた雑誌である。ロスチャイルドの話も「ディープステート」と言われた時には何のことやらわからなかったが中身を読むと何のことはない。もう手垢のつき過ぎた陰謀論であった。レプティリアンとかの宇宙人の話ももう読み飽きたレベルである。

その中にもう何だったかは忘れたが、聖書に地球滅亡の予言があるとかいうヨタ記事が載っていたので本当にそうかと聖書を調べたことがある。(私の聖書の読み方はだから信仰などではなくてこういうヨタ記事の検証である)で、当該部位を突き止めて読んでみたら全く違うことが書いてあるわけであった。はあ?となるけれど、悪意を持って違う意味にしたり曲解を酷くしたらそう読み取れるということだったのだろう。

かの有名なノストラダムスの大予言も「1999年第七の月」という年号が先走って喧伝され、「地球滅亡!」と日本ではパニックを起こしたことは有名である。けれども、その後を読むと、アンゴルモアの大王が天から降りてくるであろう、その前後20年はマルスの統治があるだろうというわけで、地球滅亡の詩ではなかったわけである。(滅亡したらその後のマルスの統治は不要であろう)

あのディープステート騒動の影響か、今の月刊ムーにはロスチャイルド系のお話はもう載っていないのである。月刊ムーに興味のある人はKindle Unlimitedで読めると思うのである。

この脅迫騒動でサンケイがカドカワと同じように出版を諦めるかどうかはわからない。自由を求める民としてはたとえその翻訳本がヨタであったとしてもきっちり翻訳して出版することが重要であると思うのである。仮にサンケイがかかる脅迫によって出版を断念したとすれば、例えトランスジェンダー支持派が「あんなクズ本読む価値もない」と言えばいうほど「ああ、トランスジェンダー支持派にはあの本には読んでほしくない部分があったということ。それを圧殺するためには脅迫を使うほどの切羽詰まった理由があったのだ」と思うより他なくなるわけである。

サンケイが万難を排して出版していただくならばその部分があったのかなかったのか公衆が確認することができる。まあ、都合の悪い部分を削除して出版されればわからないんだけれど。ヒトラーの「我が闘争」でも戦中に翻訳された日本語版では「日本人は模倣しかできない二流民族」という部分は削除されていたということは有名ではないだろうか。

ドイツ人は「ヒトラーは日本人を馬鹿にしているよね」って知っていたけれど、馬鹿にされている当の日本人達は日本語版の「我が闘争」を読んでヒトラー閣下は日本人を尊重していると勝手に思い込んでいたとすればそれはもう喜劇というべきである。

サヨク達やトランスジェンダー支持派が「シャラップ!ゴイムどもは黙れ!」と叫ぶことはまあそういうことであろう。問題をなかったことにして非トランスジェンダーに押し付けたとしても、その火は消えないのである。

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