潜在意識の最終地点は体感

体感ってなに？

潜在意識についての仕組みや知識は、ネット上にもたくさん溢れています。
ここではあえて知識ベースでの潜在意識活用法などは、省いて書いていきますね。
今日は以下の三つの項目について書いてみます。

1. 潜在意識迷子、引き寄せ難民が陥るループ

2. メソッドは何のためにやるの？無駄なの？

3. 体感ってどんなこと？

願望を叶えるには、知識ベースだけではなく【体感】することがとても重要です。今日はその体感について書いてみますね。

1.潜在意識迷子、引き寄せ難民が陥るループ

かつての私も潜在意識迷子、引き寄せ難民でした。
その年数たるや１０年くらいはかかっていたと思います。
当時は知識だけは明確に積み上げていけるものの、ネットの情報を一人で検証してはネット上のあらゆる情報を読み漁って答え合わせをするしかなく、腑に落ちたような気がしては、なんか違うかも…勘違い？
そんな迷宮から一向に出れなかったのです。
ネットを必ず出てくるワードとして「別の領域」「既にある」「今この瞬間」「なる」等、みなさんも知ってるワードではないでしょうか。
そしてそれらのことを解説しているブログや動画も今は沢山あり、どれもわかりやすいですね。
共通していることは、表現方法が違っても皆さん同じことを伝えてるよということです。
あなたはなぜ潜在意識を知りたいと思いましたか？

a興味を持ったから
bメカニズムを知りたかったから
c叶えたいことがあったから

cの方が圧倒的に多いのではないでしょうか。
潜在意識迷子、引き寄せ難民と言われる方も、復縁、仕事、人間関係、お金等、何かしら思い描く理想の自分になりたくて、その方法を模索してる印象ですよね。
要は、知識だけ腹落ちしても願望達成にはなかなかつながらないということなんです。
勿論潜在意識を学んで日々の生活に活用出来れば、潜在意識を知らない時より日常は充実していくでしょう。
しかし人は結局願望を達成したいのです。

2.メソッドは何のためにやるの？無駄なの？

願望達成するためのメソッドも、沢山の方法があります。
ネットでもあることあると思います。
自愛
瞑想
今ここを感じる
リリーステクニック
断言法
アファメーション
自己観察
書き出し法
・・・
メソッドは願望達成には必要か？と言われたら、私の答えはNOです。
メソッドは恐らく「願望達成を目的にするもの」としてされる方がほとんどだと思うのです。
しかしメソッドにも合う合わないがありますし、何よりメソッドは根気が必要です。
理由は、メソッドは潜在意識に刷り込みや書き換えをするために行うものなので、メソッドで簡単に書き換えることは難しいんです。
なので挫折したり諦めたりする、ついには願望そのものまで諦めてしまう…そんなことに陥る方も多いのです。
私はメソッドは不要と書きましたが、これはメソッドが意味がないということではありません。
メソッドは不要だったと知る過程にメソッドは必要
ということなのです。
ある程度のところに到達して初めて、メソッドは必要なかったということに気が付きます。
ですからメソッドを色々試し、その感覚を感じてみるというその過程は、あとから必要な過程だったということがわかります。

3.体感ってどんなこと？

では【体感】ってどんなことでしょうか？
まず例題を書いてみましょう。

あなたは料理を覚えたくて「はじめてのお料理教科書」なる本を買ったとします。
全部のページを読んで、包丁の持ち方から素材の切り方、基本調味料、基本の料理法などをしっかり学んだとします。
あんな料理作ろう、こんな料理作ろう、ワクワク楽しみですね。
では質問です。
この時点であなたは思った通り上手に料理が出来るでしょうか？
答えは高確率でNOだと思います。
実際に包丁を持ってみる、素材を切ってみる、炒めるときの油の温度、フライパンの重さ、それらを五感を通して覚えていくという過程が必要ですね。
勿論本など見なくても、元々料理のセンスがあって得意な方もいるでしょう。
それでも五感を通して、目分量がわかったり、味見して塩気が足りないと感じたり、火が通ったタイミングがわかったりするものですよね。

では自転車や水泳はどうでしょう。
これもうんちくをたくさん耳で聞いても、実際に自転車に乗ったり水に入ったりしながら感覚やバランスを掴んでいくのですよね。
私たちは何かを経験するには五感を使って体で覚える感覚がありますし、必要です。
では潜在意識の体感とはどういうことでしょうか。
潜在意識は見えないからこそ、体で感じる感覚というのが重要です。
体で感じることが出来ればメソッドも不要、そもそも願望達成のために何かをする必要がないことがわかるのです。
それはある日突然わかるのかもしれないし、気づきの連鎖の中でふとわかるものかもしれません。
体感するとは、『私は何もしなくて良い』という『充足感、安心感』をゆるぎなく感じる感覚です。
それは一度感じたら永遠のものです。
ですが、その体感を得るためには先に「認識を変更する」ということが必要です。

次回は認識の変更について書いてみたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。

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