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コロナ変異ウイルスに関する最新情報 -似鳥クリニック@文京区根津-



https://www.bmj.com/content/372/bmj.n579

イギリスの有名な医学雑誌(BMJ)から発表された「コロナ変異ウイルス」に関する情報です。データ解析は10万人を超えており、信頼性の高い研究報告です。
【背景】
2020年の秋に変異ウイルスが英国で初めて同定され、感染伝播しやすいことが知られていた。この変異ウイルスの流行後、入院する患者数や死亡率が増えていることが示唆された。

【この研究で分かったこと】
1、変異ウイルスに感染者の致命率は今までの新型コロナウイルスと比較して64%高い。
2、致死率は1000人当たり4.1人(0.4%)。

【この研究の限界】
1、調べた年齢層の多くが60歳未満であり、「死亡リスクが低いグループ」への影響を調べている研究である。
2、高齢者や子どもなどへの影響は調べられていない。

【結果・対策】
変異ウイルスに対しては、ワクチンが有効なことも分かっており、ワクチンの普及が有効な対策となる。
引き続きマスク、手洗いはなどが重要。

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