限界は超えるためにあるのかもしれない【ドラクエ11S】
▽失われし時の災厄・怨念に挑む前に
【ドラゴンクエストXI S過ぎ去りし時を求めて】で追加された裏ボス「失われし時の災厄」「失われし時の怨念」、通称「金ウルノーガ」をご存知でしょうか。
プレイしたことのある方はその戦闘難易度をご理解頂けるでしょう。
攻略サイトや攻略本ですら、
・仲間全員のレベルカンストは最低条件
・無敵バフがつくれんけい技「聖竜の守り」を使いながら戦う
など書かれる始末。
つまりそれほど難しいってことです。
*更に難易度を上げて攻略
それを主カミュ縛り(主人公とカミュ以外は使用禁止)で、かつ全敵強化(すべての敵が強い)状態で撃破しようと足掻いた奴がここにいます。
ちなみに、ここに恥呪い(ランダムで発生、発動すると行動できなくなる)も刺さるので、行動が安定しない&一発刺さるだけで全滅のパターンもあります。
で、実際に挑戦はしていましたが、
こちらのHP、防御力をカンストさせていても第1形態でよく落ちる
という絶望に叩き込まれました。ナンテコッタイ。
そのため、この時は棺桶組(主カミュ以外の仲間たち、戦闘中にわざと戦闘不能にさせられるメンバー)による無敵バフ付与れんれい技「聖竜の祈り」で、1番落ちやすい第1形態は乗り越えていました。
ホント、開幕が鬼門なんです。
なんやかんやで「聖竜の守り」のおかげもあり1度は撃破してるんですが、その時の手数(一人ひとりターンが回ってくる度に1手が追加される)が96手。
ちなみに、通常プレイでも倒したことがありますが、それはさすがに50手以内(46手)で撃破してました。
それがつい先日、主カミュ縛りで「聖竜の守り」未使用チャートで金ウルノーガを撃破することができました!
真夜中に叫んだくらい嬉しかったので、忘れないうちに記録としてここに残しておこうと思います。
▽「聖竜の守り」未使用チャート
さて、早速無敵バフの「聖竜の守り」を使用しないチャートで倒した話をしますが、やり始める前は自分でももちろん、
……勝てるのか?(できるのか?)
と思いました笑
まずは相手の情報を整理します。
全部で4形態あり、対策方法も変わってきます。
・第1形態
開幕が鬼門。
災厄の「暴れ回る」が本戦闘最強技なので、1ターン目は生き残ることを最優先。
また、最低条件として主人公とカミュはこのような育成・持ち物で挑みました。
装備品に関しては全て+3とします。
開幕1ターン目が鬼門かつ唯一対策できる部分になります。
カミュは8割くらいで災厄の上を取れるので、初手シャドステ(シャドーステップ)で。
これで災厄の「暴れ回る」の被弾がほぼなくなります。
今後もカミュがゾーンに入ったら、基本はシャドステで攻撃の回避を狙います。
主人公は「ほしふるうでわ」で上がったすばやさで災厄の上を取れていれば、「たたかいのドラム」を使用してカミュの攻撃力を上げておきます。
ダークスターの開幕バイキルトが乗っている場合は、「星のオーラ」で魔法防御を上げておきます。
主カミュ以外のメンバーは事前に棺桶に入れていなくても、ほぼ確で一度も行動できずに倒されていくので問題なし。
これで鬼門の1ターン目は大体2人とも生き残ります。
もちろん「暴れ回る」の乱数によっては運悪く主人公が落ちますが(カミュは回避するので高確率で生き残る)、充分立て直しは可能です。
ですが、まだまだ安心はできません。
2ターン目は装備の変更があります。
主人公「ほしふるうでわ」→「ロイヤルチャーム」
カミュ「みかわしのカード」→「ロイヤルチャーム」
これで怨念の呪文攻撃も軽減していきます。
本戦闘において、主人公は回復補助しかしません(できません)。
攻撃は全てカミュに任せます。
つまり、HP28000×2をカミュ1人で削ります。
そのため、カミュだけは事前に攻撃力のカンストが必須になります。
恥呪いの運ゲーを乗り越えつつ、主人公は回復。
状況に応じてカミュの攻撃を上げていきたいですが、災厄・怨念の両者共通でカミュがゾーン+ぶんしん+攻撃力1段階でも上昇していると「いてつくはどう」を使ってくる可能性が高いので無理はしません(ジリ貧になるので)。
災厄は炎属性弱点(1.25倍)なので、カミュに「サラマンダー×2」を持たせてヴァイパーファングで殴り、猛毒状態に(結構すんなり入りやすい)。
その後できれば早めにぶんしん+ヒュプノスハントで第2形態へシフトさせるのが理想(相手のスカラが切れていればゾーンや「たたかいのドラム」で攻撃力バフがかかってなくても10000は超える)。
・第2形態
比較的事故率の低い部分。
第2形態の開幕は確定で「魔界の瘴気」を使ってきます。これはこちらの消費MPが全て倍になりますので、特に主人公のMPが枯渇しやすいです。
MP回復用に「エルフののみぐすり」やいざというときの「せかいじゅのしずく」も持たせておきましょう。
瘴気が晴れると、相手は必ず次の行動で瘴気を張り直してくるので、ベホマズンのタイミングも重要になります。
ですが、使用を躊躇って全滅しては元も子もないので使う時は思い切って使いましょう。
「せかいじゅのしずく」をカミュにも持たせておくと、いざという時に役立ちます。
怨念の攻撃で厄介なのが「おぞましいおたけび」。
この攻撃自体で倒されることはありませんが、現HPの40%分のダメージを与えてきます。
同時に休み効果もあるので、行動が阻害される可能性がある点は注意。
攻め方は災厄と同様に、
ヴァイパーファング→ぶんしん+ヒュプノスハント
ただし、怨念は全属性に耐性があるので
「サラマンダー×2」
→「トリリオンダガー(左)」「クロノスエッジ(右)」
に変えて無属性攻撃しましょう。
攻撃力バフが入っていなくても乱数によっては1回のぶんしんヒュプノスで第3形態へシフトします。
・第3形態
ここでいよいよ2体とも前に出てきます。
HPはお互いに11200は削れているので、それぞれ残り16800削れば勝ちです(ここからが長い)。
ここは主人公の装備を「スーパーリング」に変えます。
主人公「竜のおまもり」→「スーパーリング」
第3形態は2体同時相手ということで、回復タイミングが更に重要になります。
主人公の行動が状態異常で阻害されてしまうと全滅のリスクが高まるので、属性耐性を削ってでも状態異常にならないよう心掛けます。
災厄が「マホトーン」を使うようになりますが、それよりもマヒや休みで動けなくなる方が怖いので、「スーパーリング」を採用。
恥呪いからは逃れられないので、そこは祈祷力が試されます(つまり運)。
状態異常になった場合は、
主人公→「勇者のつるぎ・改」
カミュ→「超ばんのうやく(マヒ用)」
で治しましょう。
第3形態は相手がゾーン状態なられんけい技に注意が必要です。
「カオスマダンテ」を引いてしまうと600超えのダメージを食らうため、こちらのHPはほぼ全快でないと即死します。
もうひとつのれんけい技「時獄陣」は、闇属性耐性を積んでおけば2桁ダメージで済むので、飛んできたらラッキーです笑。
ちなみに、自分は第3形態に移る前に2人ともHPを全快にしてから進めるのですが、怨念が「おぞましいおたけび」で固定399ダメージを与えてきた直後にゾーンに入って「カオスマダンテ」を撃たれて1ターンで撃沈したことがあります。敵ながら上手い連携(泣)。
※第3形態の災厄は本来「食いつき&吐き出す」を使用してきますが、バトルメンバーが2名以下だと使ってきません。
攻撃は2体同時相手&怨念が属性耐性持ちなので、無属性ブーメランに装備変更。
カミュ「トリリオンダガー」「クロノスエッジ」
→「はてんの月輪×2」
ここは「たたかいのドラム」を入れずに、とにかくぶんしんDB(デュアルブレイカー)を連発した方が早いです。
正直主人公は回復や「星のオーラ」使用で忙しいので、手数で攻めていきます。
・第4形態
ここまでくればいよいよ終わりが見えてきます。
残った方が3回行動してくるので、オススメは災厄を倒して怨念を3回行動させる方法です。
元々暴走率の高い「マヒャデドス」や「ドルマドン」が高確率で暴走してきますが、属性耐性と「星のオーラ」を積んでおけば暴走されても2桁ダメージに抑えられます。
時々飛んでくる痛恨の一撃には注意。
攻撃は無属性で。
第3形態の装備のままぶんしんDBでもよし、第2形態の時と同じく短剣に変えて、ヴァイパーファング→ぶんしんヒュプノスでもよし。
※恥呪いは最後までついてきます。
あっ(察し)
ぎゃあああああああああああああああ
……ってことがあったので、最後まで油断大敵です。
先に怨念を倒した場合は災厄が3回行動になります。
個人的には災厄が残った方が物理攻撃が激しくなるので苦戦しましたが、装備を変更して何とか対処。
主人公
「スーパーリング」→「エルフのおまもり」
「ロイヤルチャーム」→「竜のおまもり」
カミュ
「ロイヤルチャーム」→「みかわしのカード」
第1形態との違いは、怨念がいないことでバイキルトやスカラがかからないので攻めやすくなっています。
それでも素の攻撃力は高いので、恥呪いに警戒しつつ炎属性武器で攻めていきます。
短剣サラマンダー×2でヴァイパーファング→ぶんしんヒュプノスでもよし、フレイムカッター×2でぶんしんDBでもよし。
色々あったけど、何とか撃破!
(嬉しすぎて叫びました)
聖竜の守り使用チャートで96手だったのが、未使用チャートで63手を記録。
恥呪いが多く刺さってしまったので、運が良ければ50手以内で倒せるかも……?
これを真夜中にやってた自分を褒めたい。
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