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ただ進むのみ!

最近朝方に屋根裏で始まるネズミの運動会に悩まされている西村です。

留守中に家を荒らされないか心配

すっかり年末となり、僕の住む能登地方は雪に囲まれています。

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雪景色と朝日のコラボが好き

12月は仕事をしながらも来年のことをいろいろ考えていました。畑をやるのは決めているんだけど、どれくらいの規模でやるのか、再来年以降に向けて来年に何をしておくべきなのか、などなど

その中で気づいたこと、決めたことについて書いていきたいと思います。

農業は手段であって目的ではない

野菜を作っていくにあたって畑の規模を考えることは大切です。大きな規模ほどたくさん作れるけども管理が大変、機械が必要、技術が必要など

小さな規模だと管理は楽になるけど、作れるものが限られる、収穫量も少なく、収入源としては弱いなど

でも、そんなことを考えるよりも自分がやりたいことをちゃんと決めておかないといけないなと感じていたので、しばらく考えていました。

その中でふと
‘‘僕は農業をすることが目的で移住したんだっけ?‘‘
と思いました。

すっかり周りに流されて、いつの間にか農業をしないといけない!なんて考えに縛られてしまい移住した本当の理由を忘れていました。

僕の移住した理由は「ここに住む人達が好きだから」「そしてその中で豊かな人生を作っていきたい」からでした。

確かに農業をやりたいけど、それが目的ではなかったはず。農業をすることは豊かな人生を作るための手段であって目的ではありませんでした。

それに気づいたときに心が楽になった気がします。

畑の規模について

農業に挑戦したいという気持ちは今も変わりません。ただ、どれくらいの規模でするのか、どこに畑をかりるのかを決めておかないと計画は立てられません。

一人で農業をされている人の話を聞いたり、本を読んだりして考えているうちに小さな畑から始めたい、小さな畑でやっていきたいという思いができました。

農業というとトラクターを使ったものをイメージする方が多いかと思います。確かにトラクターは大きな畑をするためには必需品だし、なにかと便利です。

でも僕はトラクターを操って大きな農業がしたいのではなく、シンプルに畑作業がしたい、土に触れたい、自分の商品を作りたいだけなので大きな農地は必要ありません。

もちろん生きていくためにそれで大丈夫なのか?甘いのではないか?という不安はめちゃくちゃ大きいです。

とはいえ、トラクターを使った場合は維持費や肥料代などお金が結構かかることと、大きな農地を借りた後に規模を小さくすることは難しいはず。
要はどちらにしてもリスクはあります。

僕にとって大切なことは畑を続けていくことだと思うので、リスクを小さくしつつも自分のやりたいこと、できることを考えると小さな畑だなと思いました。

どこに畑を借りるのか?

結論からいえば今畑を使わせてくれている農家さんの農地で別の場所を使わせてもらえることになりました。
農家さんは慣行栽培をしているので、僕のやりたい無農薬栽培ができるのかと思ったけれど、幸いなことに農地の隅っこにあるので問題ありません。

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念のため無農薬でやってもいいの?と聞いたらいいよと言ってくれました

一から開拓することもなく、土地主の交渉もない。苦労なく進んでいる分、複雑な気持ちはありますが笑

でも、言い訳できない環境にいるなとは思っています。電気柵が用意されているので獣害がない、整地されているので来年からすぐにスタートできるので、野菜を作れて当然なところを準備してもらっています。

最初にここまで準備してもらっている人ってきっとそういないはず。なのでできませんでしたなんて言えません。

それと今玉ねぎを植えているところで慣行栽培もやっていきます。

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作るからには販売できるレベルのものをと思っているので、お金を取っていいと思えるものができれば販売していきたいと思っています。

本格的に畑作業ができるのはおそらく2月の終わりから3月からなので、それまでに知識や計画など必要なものなどの準備をしていきたいと思います。

不安で仕方ありませんが、楽しみながら頑張るぞー!

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