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マーダーミステリーのプレイレビュー

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自分でプレイしたマーダーミステリーについてのプレイレビューです。 1度しかプレイできないので個人的な主観であることはご了承ください。
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#イマーシブ

5DIVEのレビュー:ニューウェーブマダミスの先駆となる傑作

はじめにお断りしますが、『5DIVE』は従来型の分類でいえばマダミスではなくLARPです。 プレイ…

にっしー
7か月前
15

Lost/Remembranceのレビュー:極上のミステリ小説のような推理体験が満喫できる傑作

マダミスとは「犯人探し」であり、その3要素は「没入」、「推理」、「競合」ですが、その中で…

にっしー
11か月前
16

2022年の個人的マダミス大賞

にっしーが2022年にプレイしたマダミス作品の中から最優秀作品と優秀作品を選出しました。 各…

にっしー
1年前
13

記憶の奴隷達のレビュー:インスタレーション的な実験作

『記憶の奴隷達』はハンドアウトを全体公開可能、交換可能という事前情報だけでも、ユニークな…

にっしー
1年前
4

蝉散のレビュー:熟考する名作

『蝉散』を一言で表すなら"熟考する"マダミスであるといえます。 これは二重の意味で、作者が…

にっしー
1年前
4

アニクシィとカノケリのレビュー:マダミスではないゲーム―シニフィエの誤認

『アニクシィ』と『カノケリ』は独立した作品ですが、「季節のマーダーミステリー」として世界…

にっしー
1年前
7

毛玉の家のレビュー:マダミスとホラーが融合した良作

マーダーミステリーとホラー、どちらも死や負の感情を取り扱っているので一見すると親和性が高そうに感じるのですが、根本的な部分で方向性が異なっているため、実は併存させるのが非常に難しい題材です。 実際、これまでにもホラーを題材にしたマーダーミステリー作品はいくつもありますが、ホラーとマダミスを両立させているのは絶無でした。 しかし『毛玉の家』は見事にホラーとマダミスを融合させて1つの作品として昇華しています。 また対面マダミスにもかかわらずプレイ中にウズアプリを利用しますが、それ

マーダーミステリーの短評(第8回)

ウェンディ、大人になって マーダーミステリーという枠に収まりきらない、パッケージのGMレス…

にっしー
2年前
8

狼が生まれた日のレビュー:パトスではなくロゴスによる良作

マーダーミステリーのクオリティを左右する要素としてストーリー、キャラクター、ゲーム性があ…

にっしー
2年前
3

追想の叙情曲のレビュー:物語体験の新しいカタチ

はじめにお断りしますが、『追想の叙情曲』はマーダーミステリーではありません。作者自身も「…

にっしー
2年前
4