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シン・教育論〜反面教師から学ぶ子どもの壊し方〜(前編)

ハッキリ言っておこう

私は教育者でもなんでもない

こうすれば人は育つなどという方法論など何も持ち合わせていない


ただ、こうやったら確実に子どもは壊れていくというのだけは人一倍わかる


なぜならここに壊れてしまった子どもの成れの果てが存在しているから



どうしても子どもの教育に関して、


どうしたら良いかわからずに


いかにも耳触りの良い言葉を並べた


教育論の書籍を手に取る人もいるだろう



例えば、自分の子ども3人を東大に入れた母親の話とかね


これ何がキモチワルイ、いやスゴいのかっていうと、

よく3人も親の言うことに疑問を持たずに

愚直に言いなりになったなぁってこと。


もうほぼ親の所有物やん。


あ、この本読んで、自分の子供も東大に入れようなんて思わないでくださいね。


単なるレアケースなのですから。


アナタの子どもはこの著者の家の子どもと同じですか?


100%別人です。

同じようにやったところで成功するとは限らない、むしろ取り返しのつかないことになる可能性の方が大きいです。


そもそも、この東大至上主義みたいな考え方


いいかげんやめにしませんか?



このニュースを見て、ゾッとした。


一歩間違えていたら、俺は殺人鬼になっていたのかもしれない


この事件の時に思い出した本がある。


素直な戦士たち  「城山三郎著」


俺がこの本を読んだのはまさに受験戦争真っ只中の頃


今から40年近く前のことである。



俺の親も、トーダイ、トーダイと言っていた気がする


ただ、地元が名古屋だったというのもあり、


トーダイ無理ならメーダイ(これは大人になって知ったのだが、一般にメーダイは明大つまり明治大学であるのだが、名古屋地区近辺では名大つまり名古屋大学のことを指す)

ほとんど毎日トーダイ、メーダイの呪文はくり返された

長男で跡取り息子という生まれながらにしての重責を背負わされた少年は

そのプレッシャーに押しつぶされそうな毎日を過ごしてきた

ただ、そこまで従順でない少年は

親の目を盗んでは、漫画やゲームにそのはけ口を見つけ出す。

それでも小学校の頃は成績も上位
(そりゃ田舎の公立小学校なのでそもそもレベルが低い)

そして、上記の事件を起こした彼の所属する学校(東海高校は中高一貫校なのである)を
中学受験したのだが、
井の中の蛙はあえなく散る

こんなこともできないお前はやっぱりバカなんだな


わずか12年で人生の落伍者として扱われる


よく自殺しなかったものである
(もちろんこの頃は自殺願望が毎日ふつふつ湧いてくる日々ではあった)

まぁ、おばあちゃんのおかげなのは間違いない



さて、前編はここまで


いかがでしたか?


続きが気になるよーって方は




イイネ👍してくれたら

続きを書くのに励みになりますっ笑


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