戦争と、僕が遊ぶ「HIDEO KOJIMA GAME」

戦争が始まってしまいました。

新冷戦、だとか戦争の原因だとか、
もっと調べないといけないな、とおもいつつ、
今日も僕のゲームの話をします。

■HIDEO KOJIMA GAME

「メタルギアソリッド」シリーズで有名な
小島秀夫監督
僕も皆さんと同じように、
メタルギアファン、小島監督ファンなので、
多くの監督作品をプレイしています。
そのメタルギアシリーズで
一貫して描かれているテーマとして
「反戦・反核」が挙げられます。
「戦争はやめよう!」と。

そのメタルギアシリーズと、
最新作の「デスストランディング」の
メッセージ性を考えるにですね、
小島監督が本当に言いたいのは
「反戦・反核」っていうのはたぶん正確じゃなくて。

おそらく小島監督は、
本気で「ゲームで世界を平和にしよう」と
思っていると思うんです。

そんな小島監督が作り、2008年に発売された、
メタルギアオンライン2。
それが僕が、生まれて初めてプレイする、
意思をもったプレイヤーを撃ち殺すゲームでした。

■今日も誰かを撃ち殺す

APEXが楽しくて仕方がないです。
今日は味方を2人殺した憎き敵プレイヤーを、
サブマシンガンで即座に3人撃ち殺しました。
たまらず「ぅおっしゃあ!」と叫びましたね。
……。
どうして、こんなにも
銃を担いで敵を撃ち殺すゲームが楽しいんでしょうね。
このあたりは、「俺ってなんだかんだいって、
本能に従うだけの動物に過ぎないんだなぁ」
と、
つくづく嫌な気持ちになりつつ、
受け入れなくてはいけないこと、だとも思ってます。

ちょっと話が変わるけど。
「ゲームから学んだこと」って何かな、って
時々考えることがありますが、
その中の一つが、
「自分には暴力で他人を制圧することに快感を得る側面がある、
 ということを知れたこと」
だと思ってます。
だけど、もし手元にサブマシンガンがあって、
目の前に、俺の学生時代に俺を酷い目に合わせた、
絶対一生許さないと心に誓っている人間がいて、
今なら殺しても罪に問われませんよ、と言われたとしても、
さすがに引き金を引かないだけの良心が、自分にあると信じています。

大事なのは、
①自分は状況次第で他人に 苦痛を与えることに快感を覚える人間である
②自分は他人に苦痛を与えたくない、という理性がある
という2つの気持ちがあるってことを自覚しておくことじゃないかな、
と思います。

※脚注
上記①の「苦痛」とは、他人の精神的苦痛、例えば「悔しがる姿」を含みます。
上記の「快感」とは「素直に自分が嬉しい」という気持ちがあることであり、「悪いことをしてごめんなさい」と思わない。というわけではありません。

■まとめ

はじまってしまった戦争に対して
僕が出来ることは、
選挙に行くことしかありません。
(もちろん、大事なことではありますが。)

銃で人を撃ち殺すゲーム。
これも別に悪いことではないし、
人を撃ち殺して喜ぶ自分についても、
受け入れなくてはいけないと思ってます。

ただ、
「どこかで運命の行き違いがあったら、
俺がどこかの誰かのアバターを撃ち殺すのと同じように
どこかの誰かの実体を撃ち殺す世界線があるかもしれない」

と、考える必要があると思います。

……もしかして、
こうやって僕に自分のこころを振り替えさせるために、
小島監督は銃で撃ち合うゲームを作ったのかな。
……いやー、それはさすがに考えすぎかな(笑)
とりあえず、今日は寝ます。

今日のAPEX、3タテをした後に無様に倒されまして……。
トータルでの戦績はイマイチ。
明日も、ゲームが出来る幸せに感謝しながら、
オリンパスに降り立とうと思います。

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