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高齢者のナラティブに寄り添うケア

介護の現場では、利用者・家族との信頼関係構築、さらには自立支援やエンパワメントといったより効果的なケアにつなげていくために

対話を通じて、身体面だけでなく、精神や心理状態、社会的立場などを含むあらゆる要素からその人を把握しようとします。

利用者・家族との対話やコミュニケーションが苦手だという人が少なくないようですが、まずは対象となる人の「ナラティブ(物語)」を理解することからはじめてみましょう。

利用者との信頼関係を構築しつつ、一人ひとりの人生や生活の語りに基づくケア=「ナラティブ・ベイスド・ケア」を実践するための対話の工夫について事例を交えて学びましょう。

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※本セミナーは、ご自宅などにいながら、お好きな時間に視聴できる約3時間のオンライン《録画配信》セミナーです。

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◆タイトル

高齢者の"ナラティブ(物語)" に寄り添うケアと対話の工夫

日頃のケアとコミュニケーションで利用者との信頼関係をいかに築くか?!
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◆指導講師

北村恵子 氏

浅井東診療所 看護師
認知症ケア上級専門士/終末期ケア専門士

利用者の満足度向上と エンパワメントにつながる「対話力」を磨こう!

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◆プログラム

1.「ナラティブ・ベイスド・ケア」という概念

2.科学的介護だけでは高齢者の介護はできない!

3.ナラティブ(物語)に基づくケア・支援が必要な理由

4.その人のナラティブ(物語)を把握することのメリット

5.一人ひとりのナラティブ(物語)を引き出すプロセス

6.介護技術だけでは利用者との信頼関係を築けない!

7.高齢者との対話が苦手な介護職と得意な介護職の違い

8.認知症の人へのナラティブ(物語)に寄り添ったアプローチ

9.中重度の人へのナラティブ(物語)に寄り添ったアプローチ

10. 看取り期の人のナラティブ(物語)に寄り添ったアプローチ

11. ACP(人生会議)に活かす「ナラティブ・ベイスド・ケア」

12. 高齢者の生活・人生をサポートする専門性の本質

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◆受講申込締切

2024年2月18日(日)まで

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◆受講料

一般:11,000円/会員:8,000円
(1名につき・消費税込)
※会員は日総研会員制・専門雑誌の年きめ購読者です。

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◆受講申込方法

下記のホームページよりお申込みください。
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※お申込みは日総研ホームページからのお申込のみとなります。
(お電話でのお申込みは受け付けておりません)

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【受講者の声】

●実例を折込みながらの講義でイメージしやすかった。利用者の言葉を大事にしながら関係者と学んだことを共有していきたいと思った。(看護師)

●事例がたくさんあり、理解しやすかった。ナラティブに寄り添うケアがいかに利用者にとって大切なケアになるのかということがよく分かった。(介護職)

●講師の話すスピードや話し方がとても優しく、心地よく講義を受けられました。(介護職)

●コミュニケーションのとり方については看護師や医師は苦手としている者も多く、とても勉強になりました。学んだことを自施設でも取り組んでいけるよう伝えていきたいと思います。(看護師)

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【講師(北村恵子氏)からのメッセージ】

「私は介護職の方々とお仕事をご一緒させていただく機会が多くあります。私は看護師ですが介護職の方をとてもリスペクトしています。

介護職が何気なくされている利用者へのかかわり…つまり、利用者に対する観察や全体像を把握する力など、それらは医療職にはなかなか持てていない視点や技術だったりします。

生活を見て、その「人」をみているからこそ、どの職種よりもいち早く変化に気付けます。
また、介護職は利用者や家族の方からとても頼りにされる存在です。

そこに至るまでの関係づくりのプロセスは、自立支援やエンパワメントといったより効果的なケアにつながります。

それは介護職の持つ専門性(強み)と言えると思いますし、それらについては、もっと評価されても良いと感じています。もっと自信と誇りを持ってもらいたいとすら思っています。

介護職の方々が行う細やかな配慮やアイデアには、たくさん学ばせていただき、私はいつも頭が下がる思いです。

実践と経験の中で学び、リスペクトしているからこそ気づき得た介護職の強みにフィーチャーしながら、施設や在宅で高齢者をサポートする看護・介護職に今求められる専門性について学びませんか。」

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