性感染症と男性の不妊の関係

妊活をしていると、いろいろな性感染症が「不妊症」と関係があることを耳にします。

よく聞くのは、主に女性の方が性病に感染すると、妊娠しにくいとか、妊娠しても子宮外妊娠だったりとかっていう話。
ちょっと調べてみると、クラミジアとか淋菌が卵子の通り道の卵管で炎症や癒着を起こすことが原因になるらしいです。

でも実は、「男性の不妊症」にも性感染症が関係しているらしいんです。

有名なのは、クラミジアが精子の通り道の精管に感染して炎症を起こして、精管が詰まってしまい、「閉そく性無精子症」という症状になるというもの。

ところが、研究によると、閉そく性無精子症にクラミジア感染を認めなかったという報告があるのです。ってことはクラミジアが原因で精管が詰まってしまうってのは、本当は間違いだったのか・・・?

しかし、男性がクラミジア感染を起こしていると、精液の質が悪くなるというデータもあるそうで、クラミジア感染を起こした男性454人と、感染していない707人を比べたら、クラミジア感染していた人のほうが精子濃度、精子運動率、精子正常形態率が低かったらしいんです。

他にも、女性の子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスは、男性の陰茎から女性に感染するウイルスです。そして実は、ヒトパピローマウイルスも男性不妊症と関連があることが分かっているんです。

ヒトパピローマウイルスは精液中にも感染することが分かっていて、感染した精液は、精子の運動率が低下するんだそう。

まだ今は研究段階らしいのですが、性感染症は男性の不妊症と関係がある可能性は少なからずあるみたいですね。

また、男性の不妊症の心配だけでなく、性感染症なのでパートナーの女性に感染させてしまう可能性には気を付けなければいけませんよね。

クラミジアは男性が感染していても大半の人は症状が出ないとされています。そして、症状が出ないまま感染に気づかず女性パートナーに感染させてしまって、それが原因で不妊症になってしまう可能性があるります。
しかも、本人も感染に気が付かないまま、精子を作る能力が衰えてしまう可能性があるので男性も病院で検査を受けるほうがいいですね。

男性不妊の原因にはいろいろありますが、勃起不全だけではないんですよね。まぁ、確かに勃たないと話にならないので、カマグラゴールドを飲んだりして頑張っています。


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