2023/8/21(月) 合気道グループレッスン

練習前の稽古
〇剣術

・抜刀以前:鞘を平行に引く
鏡を見ながら鞘を平行に引いてみると、鞘は背面斜め下方向に進む。
人の認識と実際はそれくらいずれている。
今度はゆっくりと、平行に引いてみると、認識とのずれで不安定な挙動にる。
 次に、鞘の先端で背面の敵を突き上げる意識で引いてみる。
鞘は平行に、素早く引くことが出来る。
刀も同様に、柄で相手を突く様に抜刀する。
前方と後方での間で中心が生まれる。

・唐竹(上から下):繋げた状態のまま最短距離
前回、振りかぶって、刀身を並行にして、前方へ突き出すの続き。
まずは、多少力んでも、しっかりと前方へ突き出す。
すると、肩甲骨の下を経由し、背中、腰、足へと繋がりが生まれる。
その
繋がりを保ちつつ振り降ろす軌道は、弧の起動を描き、最短の起動となる。
振り降ろした後も、振りかぶった状態と同じ繋がりのまま安定する。
※前回以降の自主錬では、手首で弧を描き、遠くでの起動を描いていた。

袈裟切り(相手の左肩から右脇腹):左足を居つかせない
左足をそのままにして振ると、どうしても左足が支点になり力みが消えない。
しばらく練習方法として、剣を振り下ろすと同時に、左足を右足を軸にして半時計周りに身体ごと回転し、居つかない感覚を掴む。

グループレッスン
〇重心

・玉々
自分で自分を支える意識で行う。
立での玉々を手で行う。
次に足でも玉々を行うとより自由な部分が増える。
両手を捕まえて貰って行う際は、相手を支える。それを相手が気づく様に行う。

・通り抜け
段階として
自分を支える
相手を支える(相手に気づかせる)
相手が気持ちよくなる様に気づかせる
相手が別のところを見ている場合、その相手が気づくように意識する。

肩を組んだり、後ろから負ぶったり、仰向けになり押さえられたりと
どんな体制でも、自分を支える意識は同じ。

まっすぐ姿勢をよくしないといけないという固定観念は不要。
※上記の意識が働くと、筋肉的に体を伸ばして相手を支えたりする動作が生まれる。

〇自主練の方法
自分の腕(人の代わり)を肩くらいの高さに平行にあげ、それを支える。
より細くして支え、自然に浮き上がってくる感覚を掴む。
合気上げであったり、剣を振り上げる浮きにつながる。


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