12/11・18 合気グループレッスン

〇剣

・抜刀
 二段の型の、最初の柄でついて引きながら抜刀を持ちいて。
  正面の構えから、右へ向きながら柄を突き出す
 そこから後ろへ引きながら抜刀
 それぞれの動作を、最大限の動作で行う
  正面へ突き出すのではなく、右へ向いてから突く事で、長い距離を使っ
 て の動作となる。柄で突き出す際は、身体ごと前へ移動する。
  引きながら抜刀の際は、身体ごと後ろへ引く。
 剣を前に出して抜刀ではなく、身体を後方へ引く事で、鞘を引く感覚。
 身体の中で距離を長く使う事で、最小限の動作で抜刀を行う感覚を身に付 ける。

・9方向
 着地法を用いる。
 真向を例にとると、前足の踏み込みと剣の振り下ろしが一致する。
 最初は、踏み込みを大げさにし、踏み込みの落下と剣の落下が一致する感 覚を掴む。(人による)
 薙ぎ払い(左構え・左足前の場合)は、構えから切り払った際に、出した左 足を軸に、後方まで半回転。
 薙ぎ払いでのポイントは、特に長く距離を使う意識で行った。
 切り始めの際も、剣の位置がその場所からではなく、更に左後ろかた降り 始める意識で行うとより実感出來た。
 また、練習開始前の質問にて、構えから払いまでを、形を意識して行う事 により、形は綺麗になるが、右払いなら右左払いのための身体になり、そ のまま左払いをすると、一から準備しないといけない身体操作になってい る事が分かった。
 まずは、形を造り、流れを感じるために大きく、形を気にせず行い、その 流れをまた、形に納める事が大切。

・背面抜刀
 縦の伸びと、横への伸び。
 縦への伸びは、抜刀の際に前へ抜刀する意識では途中で詰まる。
 剣を背面へ移動する際も、抜刀する際も、背面での伸びを意識する事が重
 要。
 同様に横への伸びも、剣と鞘を横に引くだけでは途中で詰まる。
 横へ引いてから、背中から前方斜め上の伸ばす意識が加わる。
 ただ水平に動くだけでなく、複雑な軌道を描く。
 最初からその起動を行おうとするのとはまた違う。

〇引きについて
 まずは前段として、正面から片手手首を掴んで貰い、そのまま動かす感覚
 次に、膝と股関節を同時に緩め、動かした際の違い。
 ポイントは、ゆっくり緩めるのではなく、同時に一瞬で緩める事。
 試しにゆっくり緩めると、途中で筋力で下半身を支える感覚になった。

 次に、正面から両手首を掴んで貰い、そのまま前へ押して歩く。
 (掴まれた側は後ろ歩きとなる)
 何もしないと、ただ押されて後ろに歩いていく感覚。
 次に、相手の力を受け入れつつ、相手を引いて下がる。
 うまく行くと、そのまま下へしゃがませたり、方向を変えたりできる。

 更に、引きから攻めへ転じる。
 攻めに転じるには、引きがしっかりとできている事が重要。
 今回の反省と気付きとして、引きの際に持ち手側の際に、感じる事を優先 したあまり、押せてなく、結果として引かれている実感が感じとれなかっ た。
 結果として、引く側を行った際にも、受け入れた感覚が薄く、攻めへ転じ るタイミングも把握出来なかった。
 最初からスマートに行わず、まずは泥臭くが、ここで実感として重要と感 じた。

 掌底・掌打の際の、手首の引きがこの原理。
 次回の自主練の際に、しっかりと試していこうと思います。

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