12/17日声協オンライン研究会：武田正雄

【オンライン研究会一覧】

今回は12/17に開催されました【日本声楽家協会オンライン研究会 in Zoom】〈発表者（講師）：武田正雄先生〉 の模様をお届けします。

【テーマ】
フランスオペラのレシタティーフ
～発音から役柄のキャラクターを生かした語り方

【要旨】
オペラのレシタティーフはセリフであるのと同時に、作曲家がそれぞれの役柄を考えて音を付けています。
まずセリフの発音から始めて、そして作曲家がどう考えてその部分を作ったか、声楽家はどうキャラクターを作り上げていったらよいかを考えましょう。
ビゼー『カルメン』より　カルメン「ハバネラ」「セギディリア」、そしてミカエラのアリア、トマ『ハムレット』より　オフェーリアの狂乱の場などを取り上げる予定です。

参加された皆さまからは、
「先生の講座を聴講すると美しいフランス語の響きに魅了されて、勉強している数少ないメロディやアリアを歌いたくなるから不思議です。
母音・子音と発声をすりあわせることや、テキストと音楽の関係について、曲をみながら具体的に教えていただけて勉強になります。」

「言葉の読みの確認から、まずは『リズム通りに』が基本という点について今回合点がゆくものとなりました。
なかなか我を忘れがちになりますが、都度々この様な機会をいただき重ねて御礼申し上げます。」

「フランス語は、読まない文字が多いことに、なかなか慣れることができないまま歌っているのですが、有名なアリアをあらためて文字を見ながら発音したり鑑賞して、短時間で少し『慣れて来た』と感じました。丁寧でわかりやすいご指導ありがとうございました。」

など感想をいただきました。
次回のオンライン研究会もぜひご参加ください。お待ちしております。

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【発表者】内藤明美（声楽家）

【日時】2023年2月25日（土）15：00～16：45

【テーマ】
E.W. コルンゴルトの魅力　そのⅢ

【要旨】
Ｇ.マーラーが驚嘆した神童コルンゴルトのウィーンでの活躍を1回目に、時代と共に環境が変化していく中での作曲活動を2回目にお話しして来ました。その後、コルンゴルトはアメリカに渡り、映画音楽の分野に大きな足跡を残します。ここにも彼の天才ぶりが光ります。今回は、アメリカに渡ったコルンゴルトの音楽を解説を加えながら、聴いていきましょう。声楽曲のみならず、彼の魅力を少しでも多くお聴き頂きたいと思います。

【参加資格】
正会員の皆さまの他、一般・個人会員の皆さまもご参加いただけることとなりました。以下、詳細です。お誘いあわせの上、またのご参加を心よりお待ちしております。

●一般、個人会員の方
【参加費】
　一般：1,000円
　個人会員：500円

【半年パスポート】もございます。
　一般：半年間7,000円
　個人会員：半年間5,000円
半年で14回～16回程度を予定しております。
お申込みをされた月より半年の間に開催される研究会すべてにご参加になれる大変お得なパスポートです。
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※半年パスポート（大学生向）を新設致しました。
大学（学部・大学院）にご在籍されている方は
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