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6/18 日声協オンライン研究会:岩見真佐子

【オンライン研究会一覧】

今回は6/18に開催されました【日本声楽家協会オンライン研究会 in Zoom】〈発表者(講師):岩見真佐子先生〉 の模様をお届けします。

【テーマ】
古典に学ぶ2~メンデルスゾーン「歌のつばさに」

【要旨】
「言葉と音楽と声、心の表現」に触れる歌い手にとって悩ましい、演奏上のヒントを古典から学ぶシリーズ。
美しく歌いたい、と想いが募る数々の名曲から、シューベルト「アヴェ・マリア」に続いて、今回はメンデルスゾーンの「歌のつばさに」を取り上げます。
“歌のつばさ、翼にのって” 
この曲の詩と音楽の軽やかな重力感はいったいどこから生まれるのでしょうか 。理想の演奏にむけて、皆さんとご一緒できましたら幸いです。

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参加された皆さまからは、
「『歌の翼に』。有名な曲で、子供の頃から何となく聞いたことはあったのですが、実は歌詞をきちんと見たのは初めてでした。河のほとりにヤシの木に、バラにスミレに…と、こんなにもイメージ豊かに語りかけてくる曲だなんて知りませんでした。ご講義を通して、この曲の素晴らしさ、濃密さ、難しさともども色々と教えて頂きました。今の私にはまだまだ難しいですが、でもいつかチャレンジしたいです。」

「なぜ声楽の曲はヨーロッパの曲なのに時々ガンジス川が出てくるのだろう?とか、メンデルスゾーンの無言歌集って、なぜ歌集なのに無言なんだろう?とか、頭の片隅で疑問に思っていたことに答えを頂けて、私としては大変興味深かったです。またのご講義を楽しみにしております。」

など感想をいただきました。
次回のオンライン研究会もぜひご参加ください。お待ちしております。

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220709小林沙羅

【発表者】小林沙羅(声楽家)

【日時】7月9日(土)15:00~16:45

【テーマ】
暗譜の秘訣〜シューベルトの有節歌曲「野ばら」を読み解く

【要旨】
暗譜は作品の理解を深める手助けをしてくれます。けれど音楽を勉強する人は皆、暗譜に苦しめられた経験があるのではないでしょうか。特に有節歌曲は違う歌詞で同じメロディーが繰り返され、覚えるのに苦労します。私自身も有節歌曲の暗譜には大変苦労して来ました。そんな中で見つけた私なりの暗譜の秘訣をご紹介したいと思います。シューベルトの名曲「野ばら」を譜読みから暗譜まで、そして歌詞の内容や表現までを含めて読み解く事でお伝えできればと思っています。

【参加資格】
正会員の皆さまの他、一般・個人会員の皆さまもご参加いただけることとなりました。以下、詳細です。お誘いあわせの上、またのご参加を心よりお待ちしております。

●一般、個人会員の方
【参加費】
 一般:1,000円
 個人会員:500円

【半年パスポート】もございます。
 一般:半年間7,000円
 個人会員:半年間5,000円
半年で14回~16回程度を予定しております。
お申込みをされた月より半年の間に開催される研究会すべてにご参加になれる大変お得なパスポートです。

詳しくはこちらのページよりご確認いただけますと幸いです。