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6/25 日声協オンライン研究会:春日保人

【オンライン研究会一覧】

今回は6/25に開催されました【日本声楽家協会オンライン研究会 in Zoom】〈発表者(講師):春日保人先生〉 の模様をお届けします。

【テーマ】
バロック音楽の装飾法〜アリアを美しく彩るために

【要旨】
日本でもバロック時代のダ・カーポ・アリアに装飾を付け、流麗に歌うことは常識となって来ました。しかし、どのように音を変えれば良いのか困って、なんとなく歌っていませんか?この回では、どのように装飾すれば様式感をもった自由な装飾ができるのか、文献を紹介しつつ、モンテヴェルディからヘンデルまでの装飾法について考えていきたいと思います。

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参加された皆さまからは、
「古楽の装飾音の資料が残っていることに、あらためてオペラの歴史を感じ、感動しました。古楽を演奏するには、特に装飾音を即興でできないといけなくて、古楽のみの環境に浸からないと無理な、特殊な音楽なのだと思っていましたが、自分も楽器の一部という視点に変えて練習し、人前で演奏できるようになったらいいなと思いました。」

「とても楽しい講座で大変勉強になりました!実際に歌ったり弾いてくださったりして、わかりやすかったです。
資料も頂けたのがとても嬉しかったです。今までは適当に真似たりしていて様式的に変ではないかと不安でしたが、これからは頂いた資料を参考にしながら考えて装飾をつけて歌ってみたいと思います。」

「長い間知りたくてたまらなかったテーマでした。わかりやすい資料から 実演まで… 至れり尽くせりの講座をありがとうございました。またの機会があればぜひ受講させていただきたく存じます。」

など感想をいただきました。
次回のオンライン研究会もぜひご参加ください。お待ちしております。

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220709小林沙羅

【発表者】小林沙羅(声楽家)

【日時】7月9日(土)15:00~16:45

【テーマ】
暗譜の秘訣〜シューベルトの有節歌曲「野ばら」を読み解く

【要旨】
暗譜は作品の理解を深める手助けをしてくれます。けれど音楽を勉強する人は皆、暗譜に苦しめられた経験があるのではないでしょうか。特に有節歌曲は違う歌詞で同じメロディーが繰り返され、覚えるのに苦労します。私自身も有節歌曲の暗譜には大変苦労して来ました。そんな中で見つけた私なりの暗譜の秘訣をご紹介したいと思います。シューベルトの名曲「野ばら」を譜読みから暗譜まで、そして歌詞の内容や表現までを含めて読み解く事でお伝えできればと思っています。

【参加資格】
正会員の皆さまの他、一般・個人会員の皆さまもご参加いただけることとなりました。以下、詳細です。お誘いあわせの上、またのご参加を心よりお待ちしております。

●一般、個人会員の方
【参加費】
 一般:1,000円
 個人会員:500円

【半年パスポート】もございます。
 一般:半年間7,000円
 個人会員:半年間5,000円
半年で14回~16回程度を予定しております。
お申込みをされた月より半年の間に開催される研究会すべてにご参加になれる大変お得なパスポートです。

詳しくはこちらのページよりご確認いただけますと幸いです。