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12/3日声協オンライン研究会:新垣有希子

【オンライン研究会一覧】

今回は12/3に開催されました【日本声楽家協会オンライン研究会 in Zoom】〈発表者(講師):新垣有希子先生〉 の模様をお届けします。

【テーマ】
ベルカントとは結局なに?

【要旨】
ベルカントとはイタリアの伝統的な「美しい声で歌うメソッドである」と漠然と理解していた私ですが、イタリアへ渡り始めてベルカントの明確な決まりと定義があることを学び、目から鱗が落ちました。
ベルカントを代表する作曲家はロッシーニ、ベッリーニ、ドニゼッティではなかったのです!
むしろベルカント黄金時代はロッシーニ以降衰退を迎えていました。
この研究会ではベルカントの作品の定義(条件)を明確にし、実際にベルカント唱法で歌えるように、日本語特有の癖を分析しながら、ベッリーニ作曲オペラ《夢遊病の女》より「気も晴ればれと」のアリアを考察してみましょう。可能な範囲で楽譜をご用意ください。

参加された皆さまからは、
「パヴァロッティの過ごしたお部屋と、ペーザロをzoom越しでしたが見られたことがとても嬉しく、絶対行きたい!と思いました。
声楽を始めたころからマリアカラスを聴いて、本を読んで知っていたことが、今読んでいるベルカントの歴史の本の内容と繋がり、とてもスッキリし、自分がどう歌えば良いのかということを見つけられたように思います。とても楽しく学ばせていただき、ありがとうございました。」

「素晴らしいお部屋からの映像に感謝と感激でした!!
社会との関わり、歴史の深さに感動しております。
有り難うございました。」

など感想をいただきました。
次回のオンライン研究会もぜひご参加ください。お待ちしております。

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【発表者】内藤明美(声楽家)

【日時】2023年2月25日(土)15:00~16:45

【テーマ】
E.W. コルンゴルトの魅力 そのⅢ

【要旨】
G.マーラーが驚嘆した神童コルンゴルトのウィーンでの活躍を1回目に、時代と共に環境が変化していく中での作曲活動を2回目にお話しして来ました。その後、コルンゴルトはアメリカに渡り、映画音楽の分野に大きな足跡を残します。ここにも彼の天才ぶりが光ります。今回は、アメリカに渡ったコルンゴルトの音楽を解説を加えながら、聴いていきましょう。声楽曲のみならず、彼の魅力を少しでも多くお聴き頂きたいと思います。

【参加資格】
正会員の皆さまの他、一般・個人会員の皆さまもご参加いただけることとなりました。以下、詳細です。お誘いあわせの上、またのご参加を心よりお待ちしております。

●一般、個人会員の方
【参加費】
 一般:1,000円
 個人会員:500円

【半年パスポート】もございます。
 一般:半年間7,000円
 個人会員:半年間5,000円
半年で14回~16回程度を予定しております。
お申込みをされた月より半年の間に開催される研究会すべてにご参加になれる大変お得なパスポートです。
詳しくはこちら

※半年パスポート(大学生向)を新設致しました。
大学(学部・大学院)にご在籍されている方は
半年パスポートを2,000円に割引します
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