【聴講メモ】 #教えて井手先生 vol.2 自閉スペクトラム症の感覚世界

講演名: #教えて井手先生 vol.2 自閉スペクトラム症の感覚世界
講師:井出正和先生
主催:一般社団法人子ども・青少年育成支援協会
共催:株式会社金子書房
https://cysa.or.jp/saposuku/lecture_sympo/kankakusekai/
#サポスク

<感想メモ>
ASD者は「木を見ているから森を見ない」という井出先生の表現に感動。
熱い編集者の思いから、書籍を書くに至ったということも。
第二部の村中直人先生との対談「感覚世界のニューロダイバーシティ」
も興味深かった。

<聴講メモ>
弱い中枢性統合理論(WCC)
 (ASD者は細部の処理を優先し、全体の処理をおろそかにする)
 「木を見て森を見ず」
ではなく
知覚機能亢進仮説(EPF)
 「木を見ているから森を見ない」
という視点。

ASD者は触覚の時間分解能が高いほど感覚過敏が強い傾向がある

エゴセントリック座標:自分中心で自分と物の関係性
 ASD者
アロセントリック座標:物と物の相対的な位置関係
 神経学的多数派

虹は、日本では7色、アメリカでは6色。社会によって異なる。

村中先生:
「木を見て森を見ず」は、全体を見るのが偉いという多数派の価値観から出た言葉

神経学的多数派による、当たり前の強要、圧力

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